明日は帯広競馬場で、3歳牝馬の総決算『ばんえいオークス』が行なわれます!
6月の『黒ユリ賞』、9月の『ばんえいプリンセス賞』に続く、3歳牝馬3冠レースです。
昨年は、【ニシキエース】が圧倒的な強さで3冠を達成しました!
[ニシキエース]
今年のメンバーはこちら! ばんえいオークス出走表
馬場状態は...今日は雪で8,4%
けっこう軽い馬場となっています。明日の天気は晴れですが、発走までには回復は見込めなそうですね。
そしてメンバーは...
『黒ユリ賞』1着、『ばんえいプリンセス賞』2着だった【ウィナーミミ】の名前がないのがかなり残念。。
そうなると注目はやはり、『黒ユリ賞』2着、そして牡馬相手に『ばんえい大賞典』を制している【ワタシハスゴイ】でしょう。
前走は、古馬&牡馬相手に350万条件を勝利☆その時の斤量は680キロと、今回よりも重いんですから、ここでは格が違うんじゃないですかね。
しかも、このレースは全馬一緒の670キロ。
条件的にはかなり楽になるはずです!
対抗は【コマクイン】。
『黒ユリ賞』や『ばんえいプリンセス賞』は、掲示板を確保で馬券には絡んでいませんが、今年の夏からとにかく大崩れなく頑張っています。
現在は6戦連続連対中と、絶好調。
初の670キロを引くのが少し心配ですが、前走では1035キロも馬体重がありましたからね。
克服してくれるんじゃないかと思ってます!!
そして、『ばんえいプリンセス賞』を制している【ワタシハキレイズキ】。
ここ3走は、680キロ・685キロ・695キロという重い斤量を引いて頑張って来ました。
今回の670キロは楽になるし、メンバー的にも格上です。
◎10、ワタシハスゴイ
○6、コマクイン
▲2、ワタシハキレイズキ
△3、スーパーコマチ
12月9日、園田競馬場3レースで、有馬澄男騎手が地方通算4000勝を達成しました!
史上5人目、現役では4人目となる快挙ですっ☆
ちなみに、これまで4000勝を達成した騎手は...
・佐々木竹見元騎手
・石崎隆之騎手
・的場文男騎手
・桑島孝春騎手
というそうそうたるメンバーなのです!
有馬騎手は、1974年に中津競馬場で騎手デビュー。
2001年に廃止になるまで何度もリーディングを獲得し、3516勝をあげたのでした。
そして兵庫に移籍して1年間の厩務員生活をした後、再デビュー。
見事4000勝を達成したのです!!
[兵庫県競馬組合]
早速インタビューしました♪
:4000勝達成、おめでとうございますっ!
「ありがとうございます。
これを目標にして来たんで、嬉しいですね。感無量です」
:達成した第3レースは1番人気馬でしたね。意識はしてましたか?
「そうですね。いい馬に乗せていただきました。
あと2勝になってから、なかなか勝てなくて時間がかかってしまいました。
自分としては、ここまで来たら達成出来ない数字じゃないんでそれほど意識はしてなかったんですけど、周りの方はいつ達成するだろうと、気にしてたようでした。
ファンのみなさんや関係者の方、調教師の先生も喜んでくれました。
お祝いのセレモニーまでしていただいて...ありがたいです」
:園田に移籍して8年目、振り返ってみて大きな出来事はなんでしょうか?
「1番大きいのは、今回の4000勝ですね。ずっと目標にしてたことですし。
中津が廃止になった時、色々考えたんですけど、思い切って九州を離れて兵庫に来ました。
家族には苦労をかけたし、1年間厩務員をしてからでないと、免許が取れないということも大きかったです。
でもそれでも、兵庫で乗りたいと思いました。
人馬のレベルの高さは遠征して感じていたし、そこで自分も頑張ってみたいと思ってましたから。
4000勝は、自分一人で達成したのではなく、応援してくれたファンの方、支えてくれた家族、そして受け入れてくれた調教師の先生、みんなのお陰です。
家に帰って、家族から「おめでとう」と言われた時は、涙が出るほど嬉しかったですよ」
:1年間の厩務員生活は、騎手とは違うご苦労があったんじゃないですか?
「騎手と違って、自分の担当馬がいるわけじゃないですか。そうすると、1頭に対する思い入れも違うんですよ。
担当馬のレースはテレビで見てたんですけど、勝ってくれた時は本当に嬉しかった。
騎手として勝つのと、また違う嬉しさです。
この経験があったから、厩務員さんの気持ちがわかるようになったし、前とは気持ちが全然違いますね。
大変だったけど、いい経験をさせていただきました」
:厩務員期間中には、大きな怪我をしてしまったんですよね?
「そうなんです。膝を蹴られて4ヶ月入院しました。
それで再デビューも延びてしまったんです。
再デビューした時は、1年のブランクがあるし、膝も治ったばかりだし、思うように乗れませんでした。
中津とはコースや展開が全く違うし、難しさを痛感しました。
でもレースに乗れることは本当に嬉しかったですね」
:4000勝という大きな目標を達成して、今後はどんなことを目指していますか?
「数字的には特にないですけど、競馬はどこまでやっても常に勉強で、他のジョッキーに教わることもまだまだありますから、体力が続く限り乗り続けたいですね。
1鞍1鞍大切に乗って、勝つことに対して貪欲でいたいです。
それと...中津が廃止になって、バラバラになってしまった仲間たちに、少しでも励みになったらいいなと思うんですよ。
競馬から離れてしまった人たちも、やっぱり未練はあると思うから、まだ頑張ってるんだなって思ってくれたら、自分にとっても励みになります」
現在52歳の有馬澄男騎手。
これだけの成績を挙げても、まだまだ勉強と仰る姿勢に、長く活躍を続ける秘訣があるんだなと感じました。
困難を乗り越えて大記録達成、本当におめでとうございます☆
12月9日、船橋競馬場で、交流重賞『クイーン賞』&地方交流『総の国オープン』が行なわれました!
川崎に移籍してから2戦目となる【ユキチャン】が、この日も大人気でしたよ♪
レースでも、スタートして好位につけると、道中はかなりの手応えで進みます。
直線も力強く伸びて、内で粘る【テイエムヨカドー】をクビ差抑えて勝利☆
川崎の『関東オークス』以来、交流重賞2勝目を挙げました!
騎乗した今野忠成騎手
「一度使って、状態がよくなってましたね。
最後までよく頑張ってくれました。
川崎で勝った時、豊さんがウイニングランしようとして物見したのを見てたから、どうしようかな...と思ったけど、これだけの馬なんでウイニングランしました(笑)」
管理する山崎尋美調教師
「ホッとしました...これで眠れます(笑)」
みんなが注目するアイドルホース【ユキチャン】ですから、関係者のご苦労も大変なものだと思います。
たくさんの人たちの期待に応えて、勝利を飾った【ユキチャン】。これからも大注目ですっ!
2着には船橋の【テイエムヨカドー】、3着も船橋の【パノラマビューティ】が頑張って、地方勢が独占する結果となりました!
7月の『スパーキングレディカップ』以来のレースとなった【ヤマトマリオン】は5着。
幸英明騎手は、
「勝負所では抜群の手応えで上がって行ったけど、直線で止まってしまいました。
今日は休み明けなんで、これで変わってくれると思います!」
ということでした。
『クイーン賞』の後には、地方競馬全国交流の『総の国オープン』。
高知の【ポートジェネラル】がトップスタートから逃げる展開。【キングスゾーン】も外枠から好位に取り付きます。
最後は粘る【キングスゾーン】と、1番人気【ルクレルク】の叩き合い。
ハナ差で【ルクレルク】の差し切り勝ちでした!
2着だった【キングスゾーン】
騎乗した安部幸夫騎手
「最後までよく粘ってくれたんですけどね~。惜しかったな...。」
3着には、高知の【ジョインアゲン】が追い込んで来ました!
赤岡修次騎手
「思ったよりペースが速かったけど、よく伸びてくれましたね。
だいぶ成長して、強くなってますよ」
4着は北海道の【ヒロアンジェロ】結果でした!
中央から移籍して来た【ユビキタス】は、12着でした。
幸英明騎手
「初めて乗ったので比べられないけど...
道中は良かったのに、止まり方がパッタリだったから、ノドの影響もあるんじゃないかな。
これまでの成績を見ても、もっと走れる馬のはずだから」
と話してくれました。
レース後には...
同期の仲良しという、川崎の今野忠成騎手と、高知の赤岡修次騎手でパチリ☆
12月12日(土)・13日(日)と、高知競馬場で行なわれる騎手招待競走&イベントは、このお2人の絆で実現した企画なんだそうですよ。
詳しいお知らせはこちら→ [ 高知けいばサイト ]
今野忠成騎手、水野貴史騎手、柏木健宏騎手が、高知でどんなレース&どんな素顔を見せてくれるんでしょうか♪
LJS高知ラウンド第1戦、スタートして何歩目かで、岩永千明騎手が落馬してしまいました。
幸い大きな怪我には至りませんでしたが、波乱のレースとなります。
逃げた森井美香騎手は、終始空馬に絡まれてしまい、皆川麻由美騎手、平山真希騎手、笹木美典騎手が好位に続いて速い展開に。
道中最後方から進んだ山本茜騎手と、後方2番手を進んだ別府真衣騎手が、4コーナーで一気に先団に取り付くと、直線では叩き合い!
先に抜け出した別府真衣騎手が、クビ差しのいで勝利を飾りました☆
「最後直線の叩き合いで、相手が茜だったんで絶対負けたくないと思いました!
かなり出遅れてしまったけど、馬が頑張ってくれました。
今回のLJSでは結果を出せなかったので、勝てて本当にホッとしました」
1着:別府真衣騎手
2着:山本茜騎手
3着:森井美香騎手
4着:池本徳子騎手
5着:皆川麻由美騎手
そして迎えた最終戦。
スタートすると、大外から平山真希騎手が先頭へ。
岩永千明騎手、皆川麻由美騎手、別府真衣騎手と続きます。
3コーナーでは逃げている平山真希騎手に、岩永千明騎手と別府真衣騎手が襲い掛かり、後方
2番手を進んでいた池本徳子騎手は、持ったままマクリ気味に上がって行きました。
直線を向いた時には別府真衣騎手と岩永千明騎手の叩き合い。
後ろから池本徳子騎手も加わって、最後は別府真衣騎手との争いになりました。
長い長い写真判定の結果、ハナ差で池本徳子騎手が差し切り勝ち☆
別府真衣騎手は惜しい2着、前のレースで落馬してしまった岩永千明騎手は、3着に頑張りました!
「もう写真判定は心臓に悪いわ(笑)
正直、勝ってるかどうかわからなかったけど、勝ててすごく嬉しいですね!
2年ぶりですから。2年前の、高知のLJS以来です」
1着:池本徳子騎手
2着:別府真衣騎手
3着:岩永千明騎手
4着:山本茜騎手
5着:森井美香騎手
高知ラウンド優勝は、1着2着だった別府真衣騎手!
2位は、4着1着の池本徳子騎手、3位は、2着4着の山本茜騎手となりました。
1位:別府真衣騎手
2位:池本徳子騎手
3位:山本茜騎手
4位:森井美香騎手
5位:岩永千明騎手
6位:笹木美典騎手
7位:皆川麻由美騎手
8位:西原玲奈騎手
9位:増澤由貴子騎手
10位:平山真希騎手
優勝した別府真衣騎手のコメント
「地元で優勝出来て、本当に嬉しいです!
水沢も荒尾もいい馬乗せてもらったのに結果が出せなくて、どうなることかと思ってたけど...
すごく気持ちいいです」
そして総合優勝は...
3ラウンドすべて表彰台に上がった山本茜騎手!圧倒的な強さを見せてくれました。
2位は、高知ラウンドで7位から追い上げた別府真衣騎手、3位には荒尾ラウンド優勝した平山真希騎手が輝きました☆
山本茜騎手のコメント
「嬉しいですね。
高知は正直苦手と思ってたけど(笑)、優勝出来てよかったです。
私だけじゃなく、同期の真衣と美香もよろしくお願いします!」
と、高知のファンへメッセージ。2位に20ポイントもの差をつけて、まさに独走でした!
1位:山本茜騎手
2位:別府真衣騎手
3位:平山真希騎手
4位:池本徳子騎手
5位:岩永千明騎手
6位:西原玲奈騎手
7位:森井美香騎手
8位:皆川麻由美騎手
9位:増澤由貴子騎手
10位:笹木美典騎手
今年のLJSは、本当にいいレースばかりでした!
たくさんの感動をもらったし、パワーももらいました。
10名のレディースジョッキーたち、ありがとうございました☆
...残念なお知らせですが、優勝を果たした山本茜騎手が、9日の調教中に落馬負傷して鎖骨骨折してしまいました。
現在は入院中とのことで、しっかりと怪我を治して、またパワフルな騎乗を見せてほしいです!
12月7日、LJS2009最終戦、高知ラウンドが行なわれました!
私自身、夜さ恋いナイターになってからの初高知。
LJSと併せて楽しみにしてました♪
当日は薄暮開催でしたが、よく晴れて最高の競馬日和でした☆
そして~
日が落ちるとこんな感じ。
夕暮れとともにライトアップされる高知競馬場。
とても素敵でしたっ!
水沢・荒尾と同じく、バックヤードツアーもありましたよ。
10名限定だったのですが、開門と同時に定員オーバーになってしまい、急遽20名でのツアーとなりました!
記念に、レディースたちとパチリ☆
普段は見られない場所や、関係者たちの素顔などが見られて、バックヤードツアーは何度やっても楽しいです♪
競馬場へ行くと、常にバタバタしている私ですが...競馬場グルメは外せませんっ!!
今回は、「まるまん」の焼きそば☆
ソースは、甘めか辛めか選べるんです。
私は甘めをチョイス!
かつお節が、ちょっと違うんですよ。粉じゃないんだけど、細かいの。
青海苔と、かつお節をた~っぷりとかけて...歯につくのも気にせず、豪快に食べる!これぞ焼きそばの醍醐味ですよ。
独特のソースと麺が絡まって、とっても美味しかったです♪