カーテンを開けたら、雪国だった・・・・・・と、川端康成風に始めてみましたが。。
昨日いよいよ三十路に突入したため、大人しっとりな気分に浸っている今日この頃です。
さて、昨日のハッピーバースデイは、府中競馬場にて【馬券師倶楽部】の収録でした。今回のゲストは馬三郎でお馴染みの[弥永明郎]さんと、競馬研究家の[山崎エリカ]さん。
山崎さんはいつも可愛らしい☆弥永さんとは初対面でしたが、すごく優しくて面白い方でした。カールスモーキーに似ていると思うのは、私だけでしょうか?
昨日の府中は開幕日だったわけですが、そんなに先行有利というわけではなかったですね。それに内も伸びるけど外も伸びるし、固いレースの次には大荒れだったり・・・と、かなりトリッキーで予想が難しい日でした。
これは馬場に影響されているのでは?と思いましたね。
いつもの府中、といっても、その日その日でかならず特徴があります。特に開幕週ならなおさら。その特徴をいち早く掴めるジョッキーが、その日の主役になれるわけです。
昔高崎でも、色々な馬場の変化がありました。基本的に高崎の馬場は、内が深く外が伸びる。コーナーがかなりキツく、直線は少し長めというのが特徴です。
でも、激しい雨が降ったあとは砂が流れているので内は軽いし、逆に砂を入れたばかりの時にはいつもより幅広く内が重い。
あと気をつけなければいけないのが、砂を足したところを通る時。全体的に入れる時と違い、その部分だけ足したところを通るのは、馬に負担がかかるだけじゃなく、故障の原因にもなるので、上手いジョッキーというのはなるべく避けるし、どうしても通らなければならない場合は馬に負担をかけないようそこで仕掛けたりはしないものです。
地方競馬の場合、馬場整備も中央競馬のようにはいきません。もちろん関係者は少ない資金で一生懸命馬場を整えようとしてくれますが、ジョッキーが望むような馬場を保つのは、やはり難しいようです。
だからジョッキーたちは、最低限の基準が保たれている馬場で、馬たちの脚を守りながら最高のパフォーマンスを見せる・・という高度な技術が要求されているんです。
ジョッキーは、ただ競馬で勝てばいいというわけではありません。今は馬がどんどん入って来る時代ではないからです。馬を傷つけず、負担を最小限にして勝てるジョッキー。これができるジョッキーが、現在の地方リーディングたちや上位のジョッキーたちなのです!
だからこそ、どんな競馬場でもどんなコースでも、結果が出せるんですよね。地方のジョッキーたちを誇りに思います☆