茜ちゃんの独壇場で終了した、名古屋ラウンド。
初のシリーズ化で、みんな仲が良く、本当にこの日が来るのを楽しみにしていた様子☆
それでも、レースで負けたら悔しい・・コレ、ジョッキーの常識。この晴れ舞台でいい成績を上げようと、みんな意気込んでいました。
総合第2位だった別府真衣ちゃんは、暫定1位でこの日を向かえました。8レースが迫るまで、馬場に張り付くようにしてレースを観戦。
「1度でも名古屋のコースを体験出来れば、全然違うんだけどなぁ・・。」と言っていた。
レースが終わり、第2位に決まった後は、
「あれだけポイントを離されて負けたら、悔しいとも思わない。でも、来年は・・覚えてろよ〜!」と、かわゆい顔してリベンジに燃えていた。
シリーズ通して騎乗馬に恵まれなかった美典ちゃんは、久し振りの実戦&初コースにとまどった様子。
8レースが終わり馬から下りると、
「もぅ、足がパンパン・・」と嘆いていた。北海道は休み中ですからね。高知以来のレースだったわけです。レース勘というのは、やっぱり調教で馬に乗っているだけじゃダメ!しょっちゅう乗ってる人と、ほとんど乗ってない人じゃぁ、かなりのハンデ差が生まれますよね。
名古屋ラウンド2位、総合でも3位を獲得した皆川真由美ちゃんは、終始ご機嫌♪
「荒尾の2レースで逃げ切り勝ちしてから、運が向いたんですよ〜!!」と嬉しそう。
確かに、その後地元・盛岡では初の特別を勝ち、LJSでも6戦中1度しか着を外さないという堅実ぶり。
この日名古屋に集まったファンからも、
「皆川ちゃんのファンになった!!」
「皆川、頑張ったなぁ!!」
と声援を受け、新しいファンを獲得。
「このまま行ったら、今年は凄いですよ、私!」とノリノリのコメント☆
名古屋ラウンドではいい馬を引き当て、逆転優勝も期待されていた宮下瞳騎手は、傍目にはサバサバして見えたけど、やっぱり悔しそう・・そりゃそうですよ、私だったら絶対悔しいもの。
女性同士のレースではなかなか成績が上げられず、今回のシリーズの高知で初めて1着を獲り、本当に嬉しそうだった。宮下さんは、優秀女性騎手賞を何度も受賞し、女性騎手の勝利数日本記録を達成して、華やかな報道をされているけれど、騎手の学校時代から、超努力の人。今だってそう。その努力は報われていると考える事も出来るけど、もっともっと報われる日が来てほしい!と、私は思ってしまう。
だって昔から、宮下さんは私の憧れの人・・憧れの人が悔しい思いをしているのは、私だって悔しい・・なーんて、ずいぶん私情をはさんでしまいましたが・・。
そして、優勝した茜ちゃん。
騎乗馬に恵まれた事をしきりに気にしていて、
「みんなの前で、クジ引いたんですよ。公正ですよ。」という。
・・アノ騎乗ぶりを見たら、そんな事みんな気にしないよ!
それに、印がついてた馬は他にもたくさんいるんだから。ねぇ、みなさん?
60万円相当という、優勝商品のダイヤのネックレス。これが、以外に?かなり可愛いんですよ!誰が選んだんだろ?名古屋の人かな?茜ちゃんも、とっても気に入った様子でした!
ここまでの活躍を本人も予想してなかったようで、
「運がいいんですよ!」と言ってたけれど、運だけじゃ、こんなに勝てないのが競馬の世界。現に私だってかなり運がいいけど、勝てなかったもの。
勝っても驕らず、周りにも気を配る・・23歳なのに、出来た娘よのう・・