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7/30ばんえい大賞典回顧

マルホンリョウユウが人気に応え重賞初制覇

 7月30日(日)には重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のマルホンリョウユウが優勝。障害先頭から押し切って3歳一冠目を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.マルホンリョウユウ(690) 2.3
 2.ジェイホース(670) 30.4
 3.ホクセイタイヨウ(670) 4.9
 4.アシュラダイマオー(680) 9.8
 5.キタノミネ(670) 12.0
 6.ホクセイキムタク(670) 32.0
 7.ローランド(670) 91.4
 8.ジェイヒーロー(680) 10.0
 9.キョウエイプラス(700) 53.1
 10.タカラキングダム(700) 4.1

 ばんえい3歳三冠の一冠目で、単勝1番人気に支持されたのはマルホンリョウユウ。2歳シーズンの重賞では2着2回、3着1回と惜しい競馬が続きましたが、近走の安定度からも単勝2.3倍と高い支持を集めました。2歳時にナナカマド賞を制したタカラキングダムは、今季スタートから大敗が続きましたが、前哨戦・とかちダービーで今季初勝利を挙げ、トップハンデながら2番人気に。格下ながら今季6戦4勝、2着1回と力をつけたホクセイタイヨウ、イレネー記念馬アシュラダイマオー、ヤングチャンピオンシップ3着の実績があり、近2戦ともに2着のジェイヒーローが人気で続きました。

 キタノミネとジェイホースが好ダッシュから先頭で第1障害を越えますが、すぐにマルホンリョウユウが先頭に立つと、ホクセイタイヨウやジェイヒーローも先行勢に加わります。砂煙が舞う馬場のなか、砂煙が舞う馬場のなか各馬慎重に歩を進め、中間点を過ぎても前はほとんど横一線。徐々に位置取りを上げたホクセイキムタクがわずかに先頭で第2障害下に到達。レース前半は60秒というペースで進みました。
 第2障害ではジェイホースが最初に仕掛け、止まりかけながらもひと腰で越えようとしたところ、すんなりと駆け上がったマルホンリョウユウが先頭で通過し、ジェイヒーローも差なく障害をクリア。さらにキタノミネ、ホクセイタイヨウと続きます。
 マルホンリョウユウが障害を越えた勢いで抜け出すと、残り10メートル手前あたりから脚色が鈍りましたが、ホクセイタイヨウの追い上げを封じて先頭でゴール。ジェイヒーローがゴール前止まりかけながらも歩き切って3着に入りました。
 勝ったマルホンリョウユウは、イレネー記念2着など重賞ではあと一歩の成績でしたが、3歳一冠目で見事重賞初制覇。デビューは2歳7月と遅れましたが、ここまで26戦して掲示板を外したのは2回だけ。この世代は混戦で、2歳シーズンの重賞勝ち馬3頭は今回いずれも掲示板外に敗れました。安定感あるマルホンリョウユウは今後の三冠路線でも注目の存在となりそうです。

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鈴木恵介騎手「率直に嬉しいです。やんちゃで行き過ぎるところもありますが、そこが良いところかなと思います。道中どういうふうに乗ろうかといろいろ考えましたが、レースは思った通りの展開になったと思います。道中は折り合いも上手くついたので、良い状態で第2障害に着いたと思いました。あとはひと腰で上がったら何とかなると思って騎乗していました。最後は本当に頑張ってくれと祈るばかりでした。これからも重賞がまだまだあるので、なんとか良い成績が残せるように頑張りたいと思います」

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