ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 今週の見どころ(12/10~12/12) | メイン | 今週の見どころ(12/23~12/25) »

今週の見どころ(12/17~12/19)

 12月10日にデビューした新人騎手3名のうち、中村太陽騎手が11日第6レース(通算4戦目)今井千尋騎手が同日第9レース(通算3戦目)でそれぞれ初勝利を挙げました。これは、ばんえいの通算100勝最短記録と重賞制覇最短記録を持つ金田利貴騎手の初勝利(通算8戦目)より速く、活躍が期待されます(記録は帯広単独開催となった07年度以降)。
 年内のばんえい十勝、通常の土・日・月曜の3日間開催は今週がラストで、次週から年明け1週目までは変則日程となります。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第18回開催4日目】
 12月17日(土)のメイン第11レースには、冬月特別(A2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催のA2級-1組・五稜郭特別は、3頭出走していた3歳馬が1~3番人気に推され、1番人気ヤマノコーネルが勝利。2番人気ツガルノヒロイモノを差し返して先頭に立つと、2着シャンハイオトメ(今回は不出走)、3着マルホンリョウダイの追撃を振り切っています。やや離れた4着が3番人気トワイチロで、ツガルノヒロイモノは一杯になり8着でした。ここも3歳馬が人気になりそうですが、次開催にばんえいダービーを控えており、4歳馬に注目します。
 なかでも期待は前開催に重賞・ドリームエイジカップを使われた◎マサタカラ。3開催前の十勝岳特別2着、2開催前の摩周湖特別1着と、A2級-1組相当の特別戦で続けて連対と上位の力があります。前走は見せ場がありませんでしたが、賞金ハンデは5キロのままで、巻き返しに期待できます。
 相手は五稜郭特別組。3着○マルホンリョウダイが筆頭格です。前走1着馬とはコンマ4秒しか差がなく、2着馬が不在なら展開次第で逆転は可能なはず。
 ▲ツガルノヒロイモノは、結果8着とはいえ残り20メートルまでは先頭を守っており、見どころ十分。2走前にマルミゴウカイらA1級馬を相手に勝っている能力はヒケを取りません。条件2度目で変わり身に期待します。
 △オレノタイショウは、摩周湖特別3着、五稜郭特別5着と安定感があります。

【第18回開催5日目】
 12月18日(日)のメイン第11レースには、師走特別(オープン-2組混合・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催のオープンは、前半に1組の射手座特別が組まれており、今季の収得賞金が少ない馬は、A1級との混合戦を戦います。オープン馬は、重賞・ドリームエイジカップ、知床賞、A1級-2組混合、A1級馬は、暑寒別岳特別(A1級-1組)からの参戦です。
 注目は、金田勇厩舎の6歳オープン"コマサン"2頭、◎コマサンブラック○コマサンエース。A1級時代から対戦が多く、ともにオープンへ昇級した8月中旬以降も4度戦ってともに未勝利ですが大崩れは少なく、ここ2開催の北見富士特別(オープン-2組)、知床賞(オープン)は、コマサンブラック2、4着、コマサンエース5、3着でした。知床賞1、2着馬は射手座特別に出走したため今回不在。北見富士特別を勝ったキタノユウジロウ(前走ドリームエイジカップ6着)は当時から賞金ハンデのぶん重量が不利。今季開幕2週目の春駒特別以来となるワンツーの可能性大です。
 ▲ウンカイタイショウは、今季2着3回からのオープン昇級後が3着以内なしでしたが、前走のA1級-2組混合で久々の馬券絡みとなる2着に好走。北見富士特別では7着とはいえ障害ひと腰と復活の兆しを見せており、結果が伴いました。今回は特別戦で重量増ですが、もう無視できません。
 △ヤマトタイコーは、知床賞7着ですが、2組の北見富士特別4着。相手が楽になるここなら勝負になります。

【第18回開催6日目】
 12月19日(月)のメイン第11レースには、おおいぬ座特別(B2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 このクラスの特別戦は組まれない開催もあり、前回11月12日のサロマ湖特別の前は、9月5日の白露特別まで遡ります。なおサロマ湖特別は3歳馬が5頭出走し、1~4着を独占しました。
 ◎シンエイアロイは、サロマ湖特別がB2昇級初戦ながら2着に健闘。離れた障害クリアから、脚いろが芳しくない先行した馬たちを交わしていき、1番人気ピュアリーナナセ、2番人気ニシキマリンに割って入りました。前開催のばんえいオークスも直線勝負で4着まで押し上げています。今回もサロマ湖特別と同様、3歳馬が5頭と多いものの、勝ち馬ピュアリーナナセ、同8着もばんえいオークス3着ホクセイサクランボはB1へ昇級しており、戦いやすくなっています。ここを勝てば早くもB1昇級です。
 ○ニシキマリンはサロマ湖特別で3着。不利な印象がある10コースでも置かれずに追走し、障害2番手から踏ん張りました。中コースに入ったばんえいオークスは、7着とはいえ逃げる本来のレースができており、今回は前残りがあります。
 ▲レグルスは3歳牡馬。シンエイアロイ、ニシキマリンが不在だった前開催平場の1組で、逃げるドラゴンボーイを差し切って勝利しています。今回が古馬相手で初の特別挑戦ですが、B3級-1組から連勝を決めた勢いを重視します。
 5歳△ジェイファイターはこのクラスの古参で、B2級の特別戦で【0-1-1-2】とまずまず安定。近走は3歳馬に押されている感はありますが、6着だったサロマ湖特別よりは戦いやすいメンバーだけに反撃がありそうです。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.