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2015年1月 2日 アーカイブ

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1/2帯広記念回顧

2015年1月 2日(金)

フクドリが本格化を示す!

 2日(金)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝6番人気のフクドリが優勝。北見記念に次ぐ重賞2賞目を挙げ、高重量戦での強さを見せつけました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
1.ホクショウユウキ 7.4
2.ニュータカラコマ 3.9
3.フクドリ 8.8
4.インフィニティー 3.5
5.ホッカイヒカル 27.6
6.ホリセンショウ 4.4
7.フジダイビクトリー 45.9
8.シベチャタイガー 59.9
9.トレジャーハンター 24.9
10.キタノタイショウ 7.8

 一長一短がある難解なメンバー構成。実績を買われてインフィニティー、ニュータカラコマがともに単勝3倍台。ただ、6番人気のフクドリまで単勝ひと桁台と大混戦の様相で、馬場水分2.3%のなかスタートが切られました。

 力の要る馬場のなかでの高重量戦とあって、ゆったりと進みます。ニュータカラコマ、フクドリあたりが馬群を引っ張り、キタノタイショウ、トレジャーハンターなども先行。ただ、各馬とも一進一退を繰り返し、ほぼ横一線の状態で第2障害を迎えました。
 じっくりと脚をためたのちホリセンショウが仕掛けますが、トレジャーハンターもそれを見て登坂を開始。しかし両馬とも掛かりは今ひとつで、さらにひと息入れていた他馬がいっせいに仕掛けはじめます。高重量もあって苦戦が続くなか、なんとか先頭でクリアしたのはホリセンショウ。ホッカイヒカルが差なく続き、やや離れてトレジャーハンター、インフィニティー、フクドリ、ニュータカラコマ、シベチャタイガーが並んで突破しました。
 先頭で軽快に障害を下りたホリセンショウでしたが、重量と馬場の影響もあったか早々と脚を止め、ホッカイヒカルが先頭へ。ところがそのホッカイヒカルも、残り20メートル付近でストップ。ここで先頭に立ったのが、末脚に絶対の自信を持つフクドリ。900キロ前後の重量に各馬が苦しむなか、確かな脚取りでゴールを目指します。残り10メートルを切って再度ホッカイヒカルが差を詰めにかかりますが、追撃はそこまで。最後は脚いろが一緒になり、フクドリが先頭で荷物を運び切りました。ホッカイヒカルは2秒7差の2着。さらに7秒3差の3着に、障害9番手から追い込んだフジダイビクトリーが入線しました。

 26度目の挑戦で重賞初制覇を飾った北見記念からおよそ2カ月。これまでの詰めの甘さがうそのように、フクドリが重賞連勝を果たしました。得意の力の要る馬場での高重量戦が増えたことに加え、最近は障害の安定感が増してきた印象。これなら昨年のばんえい記念(2着)の雪辱も期待できそうです。
 ホッカイヒカルは2013年の岩見沢記念以来、久々の重賞連対。もともと重い荷物も曳けるタイプでしたが、ここでの快走には驚かされました。積極的に運んだレースぶりもよく、復調のきっかけをつかんだと言ってよいでしょう。今後も、そのレースぶりに注目です。
 3着にはフジダイビクトリーが入線しました。今季の旭川記念、ばんえいグランプリの勝利で重量を積まれていましたが、それをものともしない鋭い末脚はこの馬の実力を示すもの。多少でも重量面で恵まれた際には要注目の存在です。

成績はこちら
映像はこちら

安部憲二騎手「北見記念を優勝していただけあって期待も大きく、今は無事勝つことができてホッとしています。マークしていた馬が思っていたほどペースが速くなかったので、自分のレースに徹しました。近走は障害をうまく上がっていたので、このレースも呼吸さえ合えばいいところまで登るのではないかと考えてましたし、実際天板近くまで上がることもできました。第2障害後は先に行っているのが意外な馬だったので少し焦りましたが、止まることなくゴールできたので良かったです」

1/3天馬賞予想 斎藤修

三冠目こそはコウシュハウンカイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5コウシュハウンカイ
 ◯10オレノココロ
 ▲9イッキフジ
 △7ダイコクパワー
 △1クインフェスタ
 △6セイコークイン

 3連単1頭軸マルチ
 5→1,6,7,9,10 100円 計6000円


##それにしても帯広記念。「勝負になるのは以上5頭と見る」と断言したら、なんと見事に無印3頭での決着。トホホ。今シーズンのばんえい重賞は、この天馬賞を含め、あと7戦も残っているのに白旗を上げたい気分です。。。##

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

安定感抜群コウシュハウンカイ

 帯広記念の結果がどうなったかわからない、というタイミングでこの予想を書いています。新年早々、2戦続けて当たったらどうしましょう?

 ではここで問題。今回の天馬賞に出走する馬の中で、2歳時のナナカマド賞、3歳春のイレネー記念、その後のばんえい皐月賞、とかちダービー、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞、ばんえいダービー、4歳になってからの柏林賞、銀河賞(すべて同世代限定重賞・特別)で1度も4着以下に落ちたことがない(必ず馬券圏内に入ってきた)のは、どの馬でしょう?
 正解は、そうコウシュハウンカイです。とにかく安定感抜群。今回はこの馬を軸に買いますよ。そしてもう1頭、去年のドリームエイジカップで同馬より10㎏重い重量で先着したオレノココロは強敵中の強敵。ここは同重量戦ですから、オレノココロを買うべきなのでしょうが、一筋縄ではいかないばんえい重賞なので、2頭軸マルチの3連単を買ってみるのがおもしろいと思います。
 買い方は、ダイコクパワー、セイコークイン相手(計12点)を300円ずつと、クインフェスタ、コウシュハクィーン、ショウチシマシタ、イッキフジ相手(計24点)を100円ずつとしました。

 ◎5コウシュハウンカイ
 ○10オレノココロ
 ▲7ダイコクパワー
 △6セイコークイン
 △1クインフェスタ
 △4コウシュハクィーン
 △8ショウチシマシタ
 △9イッキフジ

 3連単2頭軸マルチ
 5,10→7,6 300円 計3600円
 5,10→1,4,8,9 100円 計2400円

 手堅いようで手堅くもなく、ソコソコの高配当馬券も含まれた予想になっていると思うのですが、いかがでしょう?
 なお、3日も川崎競馬場で場立ち予想会を開催しますので、みなさんお誘い合わせの上、ご来場ください。では、今回はこのへんで。

1/3天馬賞予想 須田鷹雄

実績馬の2頭軸で

 定量ならば◎オレノココロで決まりかと思っていたのだが、引いたのは10番枠。全レース内寄せだった時代の10番枠に比べれば問題は小さいのだが、アタマ鉄板とは言いづらい形になってきたのも事実だ。

 そこで、馬券圏内が望める相手をもう1頭選び、軸2頭マルチで行く。結局◎の1着だったとなると払い戻しを減らすことになるが、◎の3着だとやや高めが望める。
 
 その相手、○はコウシュハウンカイ。実は純然たる世代限定戦ではナナカマド賞にはじまり銀河賞まで、すべて馬券に絡んでいる。大敗したのは3歳時のはまなす賞と4歳時のポプラ賞で、いずれも上の世代と絡んでのもの(当該レースで同世代に負けてはいるのだが)。さらに自身が年長になったはまなす賞で堂々優勝した。ここは◎を逆転するシーンも考えられる。

 ▲以下は6000円にはまりやすいように5頭指名。相手と順番によってはガミリもあるが、できれば3頭目人気薄+順番高めで来てほしいものである。

 ◎10オレノココロ
 ○5コウシュハウンカイ
 ▲4コウシュハクィーン
 ☆9イッキフジ
 △1クインフェスタ
 △6セイコークイン
 △7ダイコクパワー

 3連単軸2頭マルチ
 5,10→1,4,6,7,9 200円 計6000円

帯広記念 予想結果

矢野:ハズレ 収支-6,000円
須田:ハズレ 収支-6,000円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×18R=108,000円

矢野  +23,020円
須田  -85,640円
斎藤  -94,260円
山崎 -104,400円

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