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2014年6月15日 アーカイブ

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6/15旭川記念回顧

2014年6月15日(日)

フジダイビクトリーが今後へ飛翔!

 15日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のフジダイビクトリーが優勝。2012年の柏林賞以来、重賞3勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1. ホクショウユウキ 10.4
 2. ニュータカラコマ 6.5
 3. オイドン 4.2
 4. フジダイビクトリー 2.4
 5. ニシキエーカン 59.4
 6. ホッカイヒカル 43.4
 7. キタノタイショウ 6.1
 8. ホリセンショウ 20.4
 9. インフィニティー 12.7
 10.フクドリ 48.2

 基礎重量770キロ、馬場水分3.6%という、ややスピード優先の舞台設定。フジダイビクトリーやオイドンといった、これから充実期を迎える6歳馬に対し、8歳馬キタノタイショウ、インフィニティーなど古豪がどう対峙するかが焦点となりました。

 勢いよく飛び出したのはフジダイビクトリー、ニシキエーカン、キタノタイショウあたり。ホクショウユウキもこの一角でレースを進めます。オイドン、ホッカイヒカルが多少離れて追走していたものの、それ以外の8頭はほぼ横一線のまま、第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れて仕掛けたのはホリセンショウで、ほぼ同時にフジダイビクトリーも登坂を開始。ニシキエーカン、ホクショウユウキ、ニュータカラコマも積極的に運びます。しかし、フジダイビクトリーが難なく障害を突破し、ゆうゆうとトップで坂を下り始めます。やや遅れてニュータカラコマ、ニシキエーカンがクリアし、以下オイドン、キタノタイショウと続きました。
 ニュータカラコマとニシキエーカンが一気に先頭との差を詰めますが、まるで相手を待っていたかのようにフジダイビクトリーが再加速。残り10メートルからジワジワと追撃勢を引き離しにかかります。追撃する2頭も懸命に食い下がりますが、結局は馬体を併せるところまでも行かず、フジダイビクトリーが3秒0のリードを保って勝利しました。2着争いは追撃2頭に、ゴール前で鋭く脚を伸ばしたオイドンが加わって横一線。結局ニシキエーカンが先着し、0秒1差の3着にオイドン、さらに0秒4差の4着にニュータカラコマとなりました。

 フジダイビクトリーは3歳時のばんえい菊花賞、4歳時の柏林賞に続く重賞3勝目。古馬重賞は今回が初勝利で、今季【3・3・1・0】という成績からも、これからの飛躍を感じさせます。当然、重量を背負ってどうか、というのはありますが、今回のような安定したレース運びができれば、今後もタイトルを積み重ねていくに違いありません。

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西謙一騎手「もともと障害が良いタイプなのはわかっていました。770キロという荷物と、雨で馬場が軽くなったことが功を奏しました。ゴール前に詰まってしまうことがありますが、しっかり力強い歩きを見せてくれました。気持ちが前に前に行きすぎてしまうタイプでしたが、だいぶ我慢できるようになったと感じます」

6/15旭川記念予想 山崎エリカ

格よりも勢いとスピード重視

 今月1日にばんえい競馬の2013年度決算がまとまり、約9900万円の黒字となったという記事を見ました。例年2歳馬が減っている厳しい現状を見ると、この数字を鵜呑みにして喜んでばかりもいられませんが、ひとまずファンの皆様には素直に感謝です。ありがとうございます! 私ももっと馬券を当てて、皆様にもっと馬券を買ってもらえるようにがんばりますp(*゜▽゜*)q。

 さて、旭川記念の予想。旭川記念はBG1クラスのメンバーにとっては、軽量戦の部類の重賞で、昨年7番人気で3着に食い込んだホリセンショウの活躍からもわかるように、例年近走の勢いとスピードのある馬が活躍するレースです。もちろん、この時期は周辺に重賞がなく、BG1クラスの馬はこのあたりを目標にしないというのも、勢いある馬が活躍する理由でしょう、

 よって、◎は格より勢い重視で5連続連対中のフジダイビクトリーとします。この馬はエメラルド特別の勝ち馬で前走の入線タイムもメンバー中でナンバー1です。確かにこの馬は1番人気が濃厚ですが、逆らう理由もないので素直に信頼します。

 ○▲は◎フジダイビクトリーの次くらいに勢いとスピードがあるホクショウユウキとニュータカラコマ。ホクショウユウキの印を上にとったのは、ニュータカラコマより前で立ち回れることと、障害も上手なのが理由です。ニュータカラコマはかつてと比べると障害が上手になってはいますが、時計勝負の今回はちょっとしたミス→立て直しが命取りとなるので、ワンランク評価を下げました。

 あとは△に昨年11月のドリームエイジカップ以来の重賞となり、重量770㎏がやや不安ですが、久々に重賞に挑戦したドリームエイジカップでは4着と善戦しているように馬場が軽くなるほど好走率がアップするオイドン。仮にパサパサの馬場だったとしても、重量770㎏ならばギリギリセーフの感じがします。

 他ではばんえい十勝オッズパーク杯で上位のインフィニティーとキタノタイショウ。この2頭は近走がイマイチですが、これまでの重賞での活躍から完全なる軽視はできません。しかし、この2頭はどんどん高重量戦向きになっているので、うっかり取りこぼすことに期待して配分で調整をかけます。

 ◎ (4)フジダイビクトリー
 ○ (1)ホクショウユウキ
 ▲ (2)ニュータカラコマ
 △ (3)オイドン
 △ (9)インフィニティー
 △ (7)キタノタイショウ

 馬複
 1-4 2000円
 4-2,3 各1500円
 4-9,7 各500円

6/15旭川記念予想 矢野吉彦

フジダイビクトリー軸で

 みなさんお久しぶりです。ばんえいの重賞の開催間隔が1カ月以上空くのは、オッズパーク杯から旭川記念の間だけ。今週からは2週に1回くらいのペースで重賞が行われていきます。がんばって馬券を当てましょう!

 では旭川記念。ここは、ちょっと思い切ってフジダイビクトリーを買ってみます。なにしろ、皆川きゅう舎に転きゅうして以来、7戦して2勝2着3回3着2回と、すべて馬券に絡んでいます。さらに、700㎏台半ばの荷物を曳いたレースも何度か経験していますから、今回の重量でも格好はつけてくれるんじゃないでしょうか。
 ということで、ここは同馬を軸に3連複1頭軸流し。相手はホクショウユウキ、ニュータカラコマ、オイドン、キタノタイショウ、ホリセンショウ、インフィニティーの6頭としましたので、買い目は15点。1点あたり200円で計6000円です。
 これでは、当たっても大して儲からないどころか、損しちゃう可能性も高いでしょう。でもいいんです。実は、しばらくこういう買い方で様子を見て、そのうち1頭を狙い続ける作戦に転換しようと考えているもので。では、今回はこのへんで。

 3連複1頭軸流し
 4-1,2,3,7,8,9 400円 計6000円

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