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6/21黒ユリ賞回顧

ウィナーミミがまず一冠!

 21日(日)は牝馬三冠の第1弾・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、2番人気のウィナーミミが優勝。2着に1番人気のワタシハスゴイが入り、人気サイドでの決着となりました。

 タワノアヤカが出走を取り消し9頭立て。スタートでヒマワリカツヒメがやや立ち遅れましたが、各馬横一線で第1障害を通過。道中でイレマルリュウジン、スーパーコマチ、ビフカミツエが脚を止め、ウィナーミミ、ワタシハスゴイの人気どころとコマクインが先頭で第2障害下にたどり着きました。
 ひと呼吸おいてコマクインが最初に仕掛けると、各馬も続々と登坂開始。真っ先に抜け出したのはウィナーミミで、半馬身程度の差でワタシハスゴイとコマクインが続く展開。ワタシハキレイズキとビフカミツエもこの一角で障害を下りていきました。
 ここから軽快に脚を伸ばしたのがウィナーミミ。2馬身、3馬身と一気に差を広げると、ゴールまでしっかりした脚いろを見せて先頭でゴールを果たしました。追ってきたワタシハスゴイは、残り30メートル付近でいったん脚いろが鈍ったものの、再加速して2着を確保。障害6番手からしぶとく末脚を伸ばしたスーパーコマチが3着で入線しました。なお、イレマルリュウジンは障害でのヒザ折りから立ち直れず競走を中止しました。

 勝ったウィナーミミは、2月のバレンタインカップに続く重賞2勝目。当時は2秒の間に4頭が入線する大混戦で力量差を感じさせませんでしたが、今回は後続を力強く突き放しての完勝。3歳牝馬戦線において、一歩も二歩もリードした印象を受けました。軽馬場とはいえしまいの脚がしっかりしていたのも好感が持て、今後の牝馬三冠戦線が楽しみです。
 ワタシハスゴイは3度目となる重賞2着。勝ち切れない面こそ目立ちますが、同世代との対戦では崩れが少なく、特に牝馬戦に限れば【2210】と安定しています。力上位は明白だけに、今後順番が回ってくる可能性も十分にありそうです。

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