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1/14ヒロインズカップ回顧

フクイズミ豪脚発揮で重賞2勝目

 14日に行われた重賞のヒロインズカップ(4歳以上8歳以下牝馬オープン)は、1番人気のフクイズミが快勝。2歳シーズン時の黒ユリ賞以来となる重賞制覇を果たしました。
 ペースを握ったのは、予想どおりウィナーサマー、エンジュダイヤの5歳馬2頭。これをトカチプリティー、エンジュオウカン、プリンセスサクラコが追走する展開となりました。
 第2障害へはエンジュオウカン、エンジュダイヤあたりが早めに挑戦。しかし、これを先頭で抜けたのはプリンセスサクラコ。差なくエンジュオウカン、ウィナーサマー、トカチプリティーが続き、1番人気のフクイズミは5番手あたりで障害を下りました。
 末脚が武器のフクイズミとしては、かろうじて射程圏内。一気に差を詰め、残り20メートル付近でエンジュオウカン、トカチプリティーをパスして2番手に浮上。先頭のプリンセスサクラコを交わせるか微妙なところでしたが、残り5メートルを切ったところでこれを捉え、1着でゴールしました。
 フクイズミは前述のとおり重賞2勝目。収得賞金の関係もありましたが、これまで地道に条件戦を使われて末脚を磨いてきました。今回のレースは、まさにこの馬の真骨頂。もし、これに加えて障害に磨きが掛かってくれば、牡馬相手でも十分に頂点をうかがうことができるでしょう。今後のさらなる活躍が期待できそうです。
 2着のプリンセスサクラコは、混戦ということもあって9番人気。その低評価をあざ笑うような走りを見せ、実力を証明しました。近走は不振でしたが、2走前にオープン2着があるだけに、北見開催からの好調をキープできているようです。
 久々の出走となったエンジュオウカンは4着。結果は別として、今回は軽量馬がいたこともあってか、好位追走、障害2、3番手クリアという競馬でした。余裕を持ったレース運びは、休養直前に見せていたもので、今後もこのスタイルに定着していきそうです。プラス3キロと、長期休養後に見られがちな大幅な馬体減も見られず、次走以降も十分期待できそうです。

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