ホクトキング混戦を制す!
5日(日)に行われたチャンピオンカップ(4歳以上、重賞競走優勝馬)は、銀河賞馬ホクトキングが優勝。ゴール前で各馬が詰まる大混戦を、見事に制しました。
道中はニシキダイジンが後続をやや離して先頭。エンジュオウカンや注目のスーパーペガサスが好位につける展開でレースは進みました。
第2障害を先頭で越えたのはニシキダイジン。やや遅れてホクトキング、ミサイルテンリュウが続き、3頭の争いに。しかし残り10メートル付近でニシキダイジンの脚が止まり、3頭が横一線に。さらにミサイルテンリュウも5メートルを切ったあたりでストップ。もう一度抜けたニシキダイジンもゴール寸前で再度止まってしまい、終始歩き続けたホクトキングが2頭を交わしてゴールしました。2着は立て直したミサイルテンリュウ、3着にニシキダイジン。スーパーペガサスは第2障害で苦戦して6番手で障害をクリア。よく追い込みましたが、4着に敗れています。
ホクトキングは1月の銀河賞以来、重賞2勝目。銀河賞制覇の際、岩瀬和幸調教師は「チャンピオンカップに照準を合わせる」とコメントしていましたが、狙ったとおり、見事なレースを見せてくれました。今後ハンデがきつくなると思いますが、十分に活躍が期待できるでしょう。
成績はこちら
映像はこちら ※時間によっては未更新の場合があります
鈴木勝堤騎手
「前々走のポプラ賞(8着)の時、第2障害の最後のひと腰でヒザを折ってしまったので、今日は落ち着いて仕掛けました。5歳馬の勝負になると思っていましたからニシキダイジンをマークしていて、最後にニシキダイジンが止まったところで勝てるかなと思いましたね。
今日は勝ちにこだわらず、いいレースをしようと思っていたのが、うまくハマりました」
岩瀬和幸調教師
「馬場が重すぎるので、今日は勝つのは難しいなと思っていました。最後はゴールまでなんとか持ってくれと思いました。今後はハンデが重くなるので、使うレースが難しいですね」