クルセイズスピリツは、昨年北海道から転入後は勝ちきれないレースがあったが、11月以降で中央挑戦を除けば6戦5勝、2着1回。しかも前走、3歳のこの時期に古馬A3特別に格付けされての逃げ切り。同世代同士なら能力は断然と考えていい。もちろんこの世代では断然のサムライドライブがいれば話は別だが、その強敵不在となれば負けられないところ。
ドリームスイーブルは、北海道所属として出走した船橋・平和賞で4着。その後笠松に転入してからは4戦2勝、2着2回。先着されたのはサムライドライブだけ。しかもそのサムライドライブに2度とも5馬身という差であればむしろ評価できる。
ビップレイジングも中央移籍を挟んでいるが、笠松所属としては6戦4勝、3着2回。今回のメンバーで先着されているのはドリームスイーブルだけ。門別では1700メートル戦での勝利もあり、これから距離が延びても期待できそう。
ユーセイスラッガーも名古屋移籍後に同世代同士で差のある敗戦はサムライドライブと対戦しているレースだけ。前走古馬A4組に格付けされての4着はむしろ好走といっていい。当然上位争いも期待できる。
年明け初戦でも仕上がり次第のライトスラッガー、3歳特別2連勝で調子を上げてきたメモリーメガトンらも連下には押さえておきたい。
◎7クルセイズスピリツ
○10ドリームスイーブル
▲5ビップレイジング
△2ユーセイスラッガー
△8ライトスラッガー
△1メモリーメガトン
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スターギアは北海道から転入し岩手では5戦して4連対。プリンセスカップでは4着だったものの、先着されたのは北海道からの遠征馬。岩手の牝馬にはいまだ先着を許していない。さらに金杯ではチャイヤプーンに1馬身1/4差の2着で、3着馬に10馬身差をつけた。その金杯以来の休み明けがどうかだが、地元牝馬同士なら中心は譲れない。
キャクタスは中央1勝から転入し、初戦となった春の錦賞で3着。先着されたニッポンダエモン、リュウノムーンは重賞上位の常連。転入2戦目での上積みがあればスターギアを脅かすシーンもあるかもしれない。
バレンティーノは笠松からの転入初戦。笠松ではラブミーチャン記念2着、ライデンリーダー記念3着と重賞でも好走。中央にも3度挑戦し、前走芝1200メートルの500万条件では着順こそ9着だが勝ち馬からコンマ5秒差というスピードを見せた。笠松で主戦だった佐藤友則騎手が引き続き鞍上ということでも陣営の意気込みを感じる。
2歳時に芝の若鮎賞を制しているベストロード、ここまで未勝利も重賞のビギナーズカップを含め2着が4回あるサンエイエンジェルらも上位を狙える存在。
◎10スターギア
◯5キャクタス
▲7バレンティーノ
△8ベストロード
△4サンエイエンジェル
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A級馬による1800メートルのS2重賞。
年度末ゆえだろう、地方競馬の開催は佐賀のみ。土曜日でもあり、さて馬券はどれほど売れるだろう。とはいえちょっと寂しい7頭立てとなった。
デリッツァリモーネはA2格付けに上ったとはいえ、まだ希望投票での出走。佐賀記念JpnIIIでは着順こそ7着だが地元馬最先着。前走ファンタスティックカップでは2着に敗れたものの、相手は同じようにB級から快進撃のシゲルクロマグロで、そのライバルが不在となってというメンバーならここも盤石の競馬となりそうだ。
相手にはコウザンゴールド。前走はがくれ大賞典は、6番人気ながら3着に好走。昨年のはがくれ大賞典を制して以降は、S2重賞や特別戦でも勝ちきれないレースが多く、中心としては狙いにくい。
サプールはS2重賞の上位常連だが、休養明けの2戦がいまひとつ。中央1000万条件で頭打ちだったビップレボルシオンは佐賀のダートがこなせるかどうか。
◎3デリッツァリモーネ
○7コウザンゴールド
▲2サプール
△6ビップレボルシオン
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ミツバの重賞勝ちは昨年のマーキュリーカップJpnIIIのみだが、その後JBCクラシックJpnIでは直線一旦は先頭に立って、ほとんど勝ちに等しい3着。チャンピオンズカップGIも6着とはいえ勝ったゴールドドリームとはコンマ4秒差。GI/JpnIでも上位を争える能力があり、JpnIII勝ちのみの実績ゆえ55キロで出走できるのは有利。
サンライズソアは昨年3歳時の青竜ステークス以降勝ち星がないが、とはいえ3着以内を外したのは2走前の師走ステークスのみ。しかもほとんどのレースで着差もわずか。中央でのレースとは違い強敵が少ないメンバーだけにここも勝ち負けは確実。
メイショウスミトモは、名古屋グランプリJpnIIを制しているだけにコース経験は大きなアドバンテージ。ただメンバー中唯一のJpnII勝ちがあり57キロを背負ってどうか。
ダートに転向して準オープンまで快進撃のモズアトラクションは、笠松の佐藤友則騎手が鞍上ということでは期待したいところ。◎○あたりとの実力差がどうか。
地元期待のカツゲキキトキトは、前走こそ楽勝だったが、その前に出走取消があり、必ずしも順調には来ていないようなので△まで。
ダート準オープン勝ちのあるキーグラウンドも連下争いなら。
◎6ミツバ
○5サンライズソア
▲1メイショウスミトモ
△9モズアトラクション
△7カツゲキキトキト
△4キーグラウンド
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東海地区デビュー馬限定とあって、8頭立ての少頭数もさることながら、連戦連勝のサムライドライブ以外は、年明け以降で3歳1組戦以上のレースを勝った馬がいないというメンバー。サムライドライブから大差の相手探しといってもいいだろう。
トーホウカトレアは年末に2歳2組戦を2連勝して、明けて3歳になってからは重賞や特別戦を使われている。サムライドライブとの対戦も2度あり、さすがに勝負にはなっていないが、サムライドライブ以外のメンバーの中では上位クラスとの対戦経験が抱負。
キングブリスは2走前の3歳2組戦での2着がまずまずの競馬。1組戦ではやや苦戦だが、2組戦なら勝ち負けになるというレベル。
ブラックイチバンは、湾岸ニュースターカップでサムライドライブの3着という成績があり、その後に3歳2組戦も勝利。ただその後の2戦がイマイチ。上積みは望みにくく△まで。
メモリーメソッドは3歳になって取消しが2度あり、順調には使えていないものの、2歳時は1組戦でサムライドライブに6馬身差で2着という成績があった。
◎2サムライドライブ
○5トーホウカトレア
▲6キングブリス
△4ブラックイチバン
△8メモリーメソッド
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