荒尾競馬もとうとうこの日で最後を迎える。ピンポイント予報を見ると、土日に時々雪の予報が出ているのだが、なんとか金曜日まではもってほしいところ。
注目は、やはりタニノウィンザーがこのレース4連覇で有終の美を飾れるかどうかだろう。とはいえ今年は、ともに3連覇のかかった大阿蘇大賞典、九州記念でいずれも2着。しかもここにきてテイエムゲンキボとの対戦では分が悪い。ならばここはテイエムゲンキボ......ではなく、スターペスレイコの一発逆転を狙ってみたい。
スターペスレイコは中央未勝利で一度荒尾に転入して2着のあと7連勝。中央に戻ったが、やはり勝ち星を挙げられず再び荒尾に。そして今度はA級特別まで一気に9連勝。前走RKK特別は、テイエムゲンキボ、タニノウィンザーの前に3着に敗れたが、しかし4コーナーからは三つ巴の勝負となり、最後は離されたが逆転できない差ではない。今回は杉村一樹騎手へ乗替るだけに、陣営の意気込みもあるのだろう。まだ5歳と若い。あくまでも想像だが、これで引退ということはないだろう。であれば、最後に荒尾で重賞を勝った馬として、どこかの競馬場で走り続けてほしい。という願いも込めての本命。
実力的には、やはり今回もテイエムゲンキボ、タニノウィンザーとの3頭の争いとなるのだろう。先行するテイエムゲンキボ、スターペスレイコに対して、タニノウィンザーがどこで仕掛けるのかが見どころだ。
どれかが崩れた時の3着候補として、南関東から転入して夏にA級特別を2連勝しているシゲルアソサン、前走A1特別を勝ったケージーアメリカンを挙げておきたい。
当日、荒尾競馬場には開門前から行く予定だ。最後の荒尾競馬を楽しみたいと思う。それにしても残念に思うのは、競馬場がなくなってしまうと、その街に訪れる機会が失われてしまうことだ。
◎スターペスレイコ
◯テイエムゲンキボ
▲タニノウィンザー
△シゲルアソサン
△ケージーアメリカン
12月13日初回放送のグリーンチャンネル『地方競馬最前線』では、登録段階での予想として、◎キングトップガン、◯ワンダーアキュート、▲ゴルトブリッツとしていたのだが、いずれも回避となってしまった。
それで狙ってみたいのがエーシンモアオバー。ゆったり流れる長距離戦でマイペースに持ち込み逃げ切りを狙う。今回は地元名古屋の岡部誠騎手。東海地区では2位に100勝以上の差をつけてリーティングトップを独走。その手綱に期待したい。
相手にはニホンピロアワーズ。1番人気に支持された白山大賞典JpnIIIは直線でシビルウォーに交わされたものの2着は確保。ジャパンカップダートGIではデビュー以来初めて3着を外す9着に敗れたが、一線級が抜けたこのメンバーなら勝ち負けになる力はある。
キクノアポロは、重賞初挑戦となった今年初戦の川崎記念JpnIでは離された5着だったが、その後は準オープン、オープンと連勝。確実に力をつけた。とはいえ、今回は7カ月半ぶりの実戦。上位争いに食い込めるかどうかは、当日のデキ次第。
ボレアスは、前走浦和記念JpnIIでは直線で先頭に立って見せ場をつくったものの、ゴール寸前で2頭に交わされて惜しくも3着。3歳馬同士のレパードステークスGIIIこそ強い勝ち方だったが、東京競馬場で行われたマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIでは11着に敗れているように、古馬の一線級が相手ではちょっと厳しいように思う。
マイネルアワグラスは3年以上勝ち星から遠ざかっているばかりか、今年は5戦してブリリアントステークスの3着以外はすべて掲示板外。とはいえダートの長距離戦は得意とする舞台。地方のダートグレードでは、人気薄の中央馬が好走して穴をあけることがしばしばあるので押さえてはおきたい。
地方勢にとっては、ここ3年連続で中央勢に3着まで独占されている厳しいレース。今回も、中央のオープンクラスに立ち向かえるような馬は残念ながら見当たらない。
◎エーシンモアオバー
◯ニホンピロアワーズ
▲キクノアポロ
△ボレアス
△マイネルアワグラス