NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
10歳のアルドラゴンが相変わらず元気だ。ダートグレードを除けば、09年7月のオッズパークグランプリで3着で敗れて以降は、13戦11勝、2着2回。地元同士なら断然信頼できる存在だ。定量戦でもあり、まだまだ負けられない。
キヨミラクルは、3歳時のコウノトリ賞に続いて、今年の新春賞が重賞2勝目。こちらも昨年7月22日のA1特別からは、11戦してそのうち10戦が3着以内とA1特別や重賞で安定した成績だ。
福山牝馬特別で重賞初制覇を果たしたゴールドピアースは、暮れの園田金盃、正月の新春賞でともに3着。地元のレースなら牡馬の一線級が相手でも互角に戦える力はある。
レッドゾーンは、前々走の六甲盃で唯一マルヨフェニックスに勝負を挑み、レコード決着から1馬身半差2着。3着には大差がついていた。印は△だが、上位3頭をまとめて負かすだけの素質はある。
まだどの程度の実力なのか計りかねるのがダイナミックソング。中央未勝利から転入し、目下10戦連続連対中。しかもここ4戦は連勝。ようやく前走がB1B2の特別だっただけに、重賞級のメンバーに入ってどこまでやれるか。
ベストタイザンは重賞でも常に上位争いだが、得意の舞台はダート1400メートル。前々走、2400メートルの六甲盃は最下位12着に敗れているだけに、1870メートルのここも距離的には微妙だ。9歳だけに年齢的なものもあるかもしれない。
◎アルドラゴン
○キヨミラクル
▲ゴールドピアース
△レッドゾーン
△ダイナミックソング
△ベストタイザン