
オイドンの2歳シーズン3冠達成が濃厚だ。単純に勝ち星だけを見ても、他馬が4~6勝なのに対し、オイドンだけはなんと13勝。何といっても驚かされたのが、2冠目のヤングチャンピオンシップで他馬より50~20キロ重いトップハンデにもかかわらず圧勝。続く2戦も同じようなハンデ差で完勝。定量になる今回は、普通に走れれば負けようがない。
相手筆頭はフナノコーネル。ナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ2着と、さすがにオイドンにはかなわないものの常に上位争い。ヤングチャンピオンシップ以降、勝ちきれないレースが続いているが、オイドンが相手か、そうでないときはいずれもトップハンデに泣かされてのもの。定量の今回、実力的にはオイドンに次ぐ2番手の存在だ。
ヤングチャンピオンシップ3着のレットフジも11月22日のA-1戦以降、A-1や特別・重賞を8戦して常に上位争い。3着を外したのは前走のみという安定した成績だ。
これらに続くのがホクショウバルト、タカノテンリュウ。オイドンに真っ向勝負まではいかないだろうが、いずれも展開次第で上位に食い込む力は持っている。
オイドンの一本かぶりになるだろうから、馬券的には絞らねばならず難しい。
◎オイドン
○フナノコーネル
▲レットフジ
△ホクショウバルト
△タカノテンリュウ
年末のヤングチャンピオンで1、2着のムツミマックス、ユメミルチカラの争いとなりそう。
そのヤングチャンピオンでは、向正面からまくってきたムツミマックスが直線で抜け出して勝利。1番人気のユメミルチカラは1馬身差で2着。人気2頭の決着で、馬連複は150円と人気が集中していた。そして年明けの若駒賞は、ムツミマックスが3コーナーでまくって先頭に立ち、直線では後続を突き放し、2着に6馬身差をつける圧勝。一方、1番人気のユメミルチカラは好位を追走していたもののまったく伸びずブービーの9着だった。
順調度からいってもムツミマックスが中心となる。その後の2戦は5、8着だが、古馬のB2特別だけに、これは仕方ない。それぞれ勝ち馬から0秒9差、1秒2差。この時期の3歳牝馬ということを考えればよく走っているともいえる。
ユメミルチカラは、若駒賞で惨敗したあとの2戦も、4着、7着。ムツミマックスよりさらに上のA4クラスでのものだが、特に前走の1秒9差は再び好位を追走しての惨敗だった。ただ実績的ムツミマックスと勝ち負けになるのはこの馬だろう。
3番手はマルサンスパイス。ヤングチャンピオン3着に若駒賞4着。その後は古馬C4クラスに格付けされ、それほど差のない4、3着。上記2頭に食い込む可能性があるとすればこの馬だろう。
ビクトリーロマンは、10月の福山2歳優駿でムツミマックス(4着)に先着する3着。その後2歳1組の一般戦を2連勝。この馬も現在は古馬B3の格付けとなっているが、ここ2戦は4秒前後の差をつけられての敗戦。一発の可能性は秘めるが連下候補までだろう。
重賞初挑戦のアイビスカラーは、年明け後の3歳戦で人気薄ながらも上位争いにからんでおり、見た目の成績以上に力をつけている可能性はある。
◎ムツミマックス
○ユメミルチカラ
▲マルサンスパイス
△ビクトリーロマン
△アイビスカラー
マンオブパーサーが断然かと思われていた佐賀の古馬戦線だが、そのマンオブパーサーが中島記念で3着、九州オールカマーで2着に敗れた。一方で、昨年秋に大井から転入してきたフリートアピールが年末から年明けにかけて4連勝。さらに2月26日の嘉瀬川特別でそのフリートアピールを相手にカミノチカラが圧勝して、古馬戦線は混沌としてきた。
前走2着に敗れたとはいえ、5戦連続連対と安定した成績のフリートアピールを軸に狙う。南関東では重賞で上位争いをしていた実力の持ち主だけに、マンオブパーサーが万全の状態に戻ったとしても好勝負は可能だろう。
相手にはヘイアンレジェンド。前走佐賀記念JpnIIIを度外視すれば、中島記念、九州オールカマーと、ともにマンオブパーサーに先着。ここにきて力をつけたと見る。
カミノチカラもここのところ4戦連続連対。しかも900メートルから2000メートルまで距離にも融通がきく。前走逃げ切りでフリートアピールをぶっちぎったレースぶりは圧巻で、その再現の可能性もある。
近走のレースぶりからマンオブパーサーは△にせざるをえなかったが、体調万全ならもちろん圧勝まであっておかしくはない。
いずれにしてもこの4頭の勝負だろう。
◎フリートアピール
○ヘイアンレジェンド
▲カミノチカラ
△マンオブパーサー