NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
高知のトップホースにには他地区に遠征する馬が多く、その中で今回地元に残ってビッグタイトルを狙うのがフサイチバルドル。7連勝で臨んだ前走、黒潮マイルチャンピオンシップは、ジョインアゲンに一気にまくられ、直線では4馬身差の独走を許す結果になった。ジョインアゲンは、その後船橋の総の国オープンに遠征してキングスゾーンの2着と好走。宿敵ジョインアゲンがいない今回は大きなチャンス。2400mは今回が初めてとなるが、福山で2250mの西日本グランプリを勝っているだけに、問題にはならないだろう。
相手には重賞常連のスパイナルコード。ここまで重賞5勝。短い距離での活躍が目立つが、1900mの珊瑚冠賞を昨年勝っていて、また08年の高知県知事賞では3着という結果を残している。09年10月以来、久々の重賞制覇を目指す。
サムデイシュアーは、中央1000万下からこの秋に転入。A-2特別を勝ったあと、A-1特別ではポートジェネラルなど強力な相手に3着。そして3戦目となった前走では船橋に遠征し、総の国オープンで4着と好走。2着のジョインアゲンとはコンマ1秒差だけに、今回も十分勝負になるだろう。
リバーホークは、南関東からの転入2戦となった前走A-1選抜でポートジェネラル、スパイナルコードなどをまとめて負かして勝利。ここでも上位を狙える。
◎フサイチバルドル
○スパイナルコード
▲サムデイシュアー
△リバーホーク