NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
10月の兵庫若駒賞に続いて、オオエライジンとホクセツサンデーの一騎打ちとなるかどうか。その兵庫若駒賞では、内枠のオオエライジンに、外からホクセツサンデーが並びかけ、コーナーワークの差でオオエライジンがわずかに前に出てそのまま突き放した。今度は枠順が逆になったこともありホクセツサンデーを中心とする。ホクセツサンデーは、その後兵庫ジュニアグランプリJpnIIは着順こそ7着だが、勝ち馬から0秒8差。前走、2歳一組戦では逃げ切り勝ちを決めるスピードを見せた。
対するオオエライジンは、デビューから3連勝となった兵庫若駒賞以来の実戦。出走取消などもあり、必ずしも順調に来たわけではない。近走の経験という意味でも、ホクセツサンデーに一歩譲らざるをえない。とはいえ、ここでもオオエライジンが勝つようであれば本物だろう。
今回は出走馬のほとんどが1400mまでしか経験がなく、1700mは未知の距離。しかし唯一、リジョウクラウンだけが笠松に遠征して1600m戦の経験がある。兵庫若駒賞では2着のホクセツサンデーからさらに6馬身離されての3着だったが、距離延長でどこまで2頭に近づけるか。
兵庫若駒賞では7着だったニシノイーグルだが、前走ではホクセツサンデーに1馬身半差まで迫っての2着。上位3頭にどこまで近づけるか。
前走向正面で一気のまくりを決めたマルヨロイヤル、前走JRA認定レースを好タイムで勝ったグリーンアイズあたりが上位に食い込めるかどうか。
◎ホクセツサンデー
○オオエライジン
▲リジョウクラウン
△ニシノイーグル
△マルヨロイヤル
△グリーンアイズ