
笠松のくろゆり賞といえば、かつては東海地区の一線級の馬たちによる真夏の注目重賞だったが、最近は地方競馬にも交流レースが増えて、トップクラスの馬たちが遠征競馬を中心に使う傾向にある。それゆえ地元の重賞はオープンでも一枚落ちるメンバーによる対戦が多く、今回も移籍してまだ戦歴が浅いメンバーが中心の難解な一戦となった。
ここは東海地区で実績を残しているカモンネイチャから狙ってみたい。昨年7月の名港盃を制し、続くくろゆり賞はミツアキタービンに2馬身差の2着。その後は長期休養となり、今年3月の復帰戦以降は今ひとつのレースが続いていたが、6月、7月とA2特別を連勝し、調子を上げてここに臨んできた。昨年の名港盃、くろゆり賞のときの力があれば、今回はあっさり勝ってもおかしくない相手関係だ。
福山にもいよいよ中央オープンクラスの馬が転入してくるようになった。ウォーターオーレは、今年春に福山に転入し、A2からA1を1、1、2、1着のあと、重賞初挑戦となった福山スプリントカップを勝利。これまで福山所属馬が何度も跳ね返されてきた東海地区の重賞を突破できるかどうか。十分にそのチャンスはありそうだ。
エーシンアクセランは、14度目の重賞挑戦んとなった6月のサマーカップで念願の重賞初制覇。前走オッズパークグランプリ2010はさすがにレベルの高いメンバーが揃って7着に敗れたが、先手を奪ってマイペースに持ち込めば勝ち負けも期待できそう。
大井から転入初戦となるアートルマンは、昨年までは南関東の重賞で上位争いをしていたが、転入前の2戦はさっぱり。どこまで本来の力を出せるか。
エーシンエヴァンは、今年のマーチカップで2着のエーシンアクセランから1馬身半差の3着。A2特別で2戦連続カモンネイチャの2着のあと、前走でA2特別を勝利。連下争いには加わってきそうだ。
◎カモンネイチャ
○ウォーターオーレ
▲エーシンアクセラン
△アートルマン
△エーシンエヴァン