NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
8月19日に行われる王冠賞の前哨戦となる一戦だが、3冠のかかるクラキンコがいないばかりか、6頭立てと寂しい頭数となった。
実績最上位は、北斗盃2着、フロイラインカップ3着のパシコジュリエ。デビューから6戦して3着以内を外したことがないという堅実な成績だが、問題はデビューから1200メートルしか使ったことがないという距離。初となる1800メートルに対応できるかどうかだが、常に中団からレースを進めていて、スピード一辺倒というタイプではないので、今回のメンバーが相手なら克服可能と見る。
2番手はマサノディフィート。兵庫から戻って今季6戦して1勝を含め4戦が3着以内。前走はJRAとの条件交流で、古馬とのC1-1組を制しているのは、古馬との対戦がないパシコジュリエを除けば実績最上位。
ベルリオーズは、北海優駿でマサノディフィートの6着に次ぐ7着。その後3歳条件戦を勝って、古馬C2-3組で2着とまずまず好調だ。
重賞初挑戦となるが、今季4戦していずれも4着以内と堅実なサムライジャパンが馬券圏内に食い込めるかどうか。
◎パシコジュリエ
○マサノディフィート
▲ベルリオーズ
△サムライジャパン