
ばんえい記念以外では、古馬重賞で唯一の定量戦。それだけに実力・実績どうりの決着が多く、ここ3年はミサイルテンリュウとサダエリコが1、2着を分ける結果。それ以前はスパーペガサスが3連覇している。
カネサブラックとマルミシュンキが回避して、今シーズンの古馬戦線を引っ張ってきた若い世代の3強のうち、予定通り出走してきたのはナリタボブサップだけとなった。となればナリタボブサップが大本命となりそうだが、これまで常に目標としてきた2頭がいなくなってどうか。
これまでナリタボブサップはこれまで第2障害ではその2頭に先に行かれまいと早め早めの勝負を仕掛けてきたが、今回は余裕を持って行けそうなだけに、その隙を突くのがフクイズミと見る。昨年11月以降、勝ち星には恵まれていないが、それでも2着は7回もある。先頭の馬からはやや置かれ、4〜5番手で障害を越えて追い込むも、前には届かず2着までというパターンが多かった。今回目標にするのは明らかにナリタボブサップで、離されずに障害をクリアできれば差し切り勝ちも見えてくる。金曜日最終レースの水分量が6.5%。土日のピンポイント予報を見ると晴れ間も出てきそうで、日曜日には適度に馬場が重くなりそうなのもフクイズミの末脚には味方となりそう。
相手はもちろんナリタボブサップだが、今シーズンまだ勝ち星がないミサイルテンリュウも、カネサブラック、マルミシュンキが抜ければ当然上位争い。
今シーズン初めての800キロの荷物なら、トモエパワーにも出番が回ってくるかもしれない。
◎フクイズミ
○ナリタボブサップ
▲ミサイルテンリュウ
△トモエパワー
福山桜花賞を勝って、福山サラブレッドのチャンピオンになったと思われたナムラベンケイだが、ここのところ精彩を欠いている。いや、実際に精彩を欠いているわけではなく、そう見えるだけだ。3走前の西日本グランプリは4着だが、地元馬では最先着。福山のサラブレッドは、現状全国区ではやや厳しく、この結果もしかたない。前々走のオッズパークグランプリ2008トライアルは、距離不足でアブソルートウインに5馬身差をつけられる2着、本番はさすがに距離不足に加え力も足りなかった。今回は、地元馬同士で距離もマイルとなれば再び中心視できる。ただ前回3月に行われたこのレースでは、コスモハードリカーに逃げ切りを許しているだけに、取りこぼす可能性もある。しかも今回、全馬54キロで、この馬だけ57キロなのも頭固定では狙いにくい。あくまでも連軸の中心か、3連単フォーメーションの1、2着で。
アブソルートウインは、さすがにオッズパークグランプリ2008では相手が強く勝負にならなかったが、マイルまでなら福山ではトップクラス。前々走のオッズパークグランプリトライアルに続いてナムラベンケイを負かす可能性も。
10歳の今年、福山に転入してきたブラックパワーは、福山で地元馬同士なら4戦3勝、3着1回と安定した成績。
3月の福山マイラーズカップ3着で、前走のマイル戦を差しきったリスティアグリーや、5月のカーネーション特別(1800m)でナムラベンケイに土をつけたことのあるファニーカイザーらにもチャンスはありそう。
◎ナムラベンケイ
○アブソルートウイン
▲ブラックパワー
△リスティアグリー
△ファニーカイザー