2年連続で滑り込みの男ですね。
本当にね2年連続、ギリギリなんでね(笑)
これはある意味、持ってるんじゃないですか?
本当にね、9番手でギリギリの所でしっかり出れるんで本当に嬉しいですね。
周りからは何か、そういうのは言われたりしますか
いや、そこに関しては言われないんですけど。自分でもよく、耐えたなというとこですね。
よく耐えたし本当にあの広島記念、よく走りましたね。
あれはもう、グランプリ決まったとしても走ろうと思っていたので。
それはなんか理由があったのですか?
そうですね 、やっぱり追い込みなんで。ちょっとレース間隔が空きすぎると、感覚がなくなっちゃうので、ちょうど広島記念走ったくらいがいいかなっていう感じで走ったんですよ。だけど、ちょっとレース感どころじゃなかったですね。
裏目に出ましたね。
そうですね、絶対に裏目に出たとは思うんですけど、広島記念を走ったことに後悔はないですし、落車するのも鎖骨折るのもつきものなんで。これは今後の勉強だと捉えていますね。
それを笑って話せる守澤選手のメンタリティーっていうのは、凄いなと改めて思いました。
そうですね、やっぱりあまりいちいち気にしてても、しょうがないと思ってるタイプなんで。もう過ぎちゃった事も折っちゃったもんは折っちゃったんだし、気持ちを切り替えて、どこまで復活できるかっていうところだと思うんで、プラスに考えてます。
過去には骨折して優勝した選手もいますからね。
村上義弘さんですね(笑)僕も優勝したら伝説になれそうなんで。
これはある意味レジェンドを作る大チャンスといえば大チャンスですよ。
そうですね、名を挙げる格好の機会ですね(笑)
競輪番組以外からの取材が殺到しそうですね。ドキュメンタリーとか。
「鎖骨を折りながら頂点にたった男」
いいですね。かっこいいですね!
去年と今年とグランプリを迎えるにあたっての心境はどうですか、去年は初出場でしたが。
去年に関していうと、特にグランプリを狙って1年間走ってたわけではなかったので本当に嬉しいなっていうのに対して、今年はもう最初の時点からもう絶対にグランプリ出てやるって言うのを目標にしてやってきたので達成感というのもありましたし、やっぱりグランプリに対するモチベーションが違いますね。
確かに、SSとしての責任感ももちろんあっただろうし、目標を設定して達成できたというのは大きいでしょうね。さらに次の目標はグランプリの中で何かありますか?
そうですね、グランプリ出ることが目標だったんで、この先はまだボンヤリとはしてるんですけど、素晴らしい選手と走れて、この素晴らしい舞台で、勝負できるって嬉しい事なんで、そこでしっかり勝負して、結果優勝できればなと思ってます。
グランプリの舞台っていうのは普段競輪をご覧にならないお客さんもたくさんご覧になると思います。そんな方々に自分自身の魅力や、競輪を知らない人に、こういうところを見てもらいたいというのは何かありますか?
まず見た目が金髪なんで、こんな奴もいるんだぞ!っていうのも見ても頂きたいですし、レースに関して言うと、やっぱり最後まで諦めないしぶとさだけが武器なんで、本当に最後4コーナー周ってからが、僕の仕事だと思うので、そこでいかに目立てるかですね。
最後の最後に滑り込んで頭で
そうですねもうそれが理想ですね。
最後に、ヘアースタイルは何かグランプリ仕様とか考えておられるんですか?
そんな余裕がなくて、色々やらないといけない事があって、時間が足りないですね(笑)
確かにそうですね(笑)ありがとうございました。
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写真: 「(公財)JKA提供」