去年に続いて一発勝負で決めました。さすがですね。
そうですね チャンスをものに出来て良かったです。
小林選手自身、自分でいわゆる持ってる、持ってないっていうのがあるじゃないですか?その辺についてはどう感じていますか。
持っている方だと思います。
この勢いで同門三人揃ってグランプリに乗ってという事で、これについては色んなところで聞かれると思うんですが、 その辺についてはどうですか?
やっぱり七人中三人が同門という事で、やっぱり日々負けたくないっていう気持ちで、切磋琢磨してきているのが、この結果に繋がっているのだと思います。
あの負けたくないっていうのは みんな一緒だと思いますが、特に小林選手からはその思いがビンビン伝わってくる感じがしますが、ご自身ではいかがでしょう?
そうですね尋常じゃないくらい負けず嫌いなので(笑)今年のお正月を楽しく迎える為にも、母親に絶対勝ってくれと言われていますし。
2着じゃ納得できないですか?
2着なら3着の方がいいです。
2着なら3着の方がいいというのは、何か理由があるんですか?
2っていう数字が・・・あんま2番車なんであれなんですけど、2っていう数字があんまり好きじゃないんです。あと少しで勝てた、という風には思いたくないので、2着というのはとても悔しさの残る着順だと思います。
先日(オッズパークの企画で)東京オリンピックの話を長い時間をかけて伺わせてもらったんですが、パリ五輪を目指すんですね。
はい目指します!
最終的に目指すに至った、その決め手というのは何ですか?
やっぱりオリンピックを実際に自分が経験して、表彰式を見た中で、やっぱり世界で三人しか成功できないというのが強く印象に残って。だからあの舞台でやっぱり私は成功したいっていう風に思いました。自分が今度はあの表彰台に立ちたいと強く思ったのがきっかけです。
東京オリンピックの話を伺った際、生半可な気持ちではやっぱり無理なんだろうなっていうのがすごく伝わってきていたので、もう目指さないのかなと、正直僕は思っていたんですが。
やっぱりそれに対しては覚悟も必要ですし、収入面でも犠牲になることも多くなると思います。ただこの長い先の人生を考えた時に、ここで終わったら後悔してしまうんじゃないかって考えました。
スポンサーの問題もあるしここでしっかりと賞金を稼がないとですね。
2021年今のところまだ悔しいで終わっていることが多いので、最後良かったな、という結果で終えれるようにしたいです。
あとはやっぱり児玉碧衣選手(福岡108期)の四連覇を阻止するのは私だ、という思いもあると思いますがどうですか?
児玉碧衣を破るのは私だとは話しています(笑)ただ、それよりもやっぱりもう一度小林優香という名前を皆様に覚えてもらえるように。ここでアピールしたいと思います。
これがパリに向けての、ひいては自転車競技の盛り上がりにも繋がってくるでしょうし。
そうですね、やっぱり競輪選手の小林優香を知っていってもらえれば、競技者としての小林優香っていうのも知ってもらえると思うので、ここでたくさんの方にアピールしたいです。
グランプリの舞台っていうのは本当に色んな方が見て、普段競輪を見ない方も見る機会があると思いますが、そんな方々に小林優香のどんなところを見てもらいたいですか?
やっぱり自分の武器であるスピードと迫力っていうのを見て欲しいと思っています。
そのスピード、タイムに関しては満足のいくものが出ていますか?
そうですね。今はナショナルチームのトレーニングメニューに従った練習をしているんですが、タイム的にもう問題ないですし、先日行われた全日本選手権でも200のフライングタイムはオリンピック前とさほど変わってないので状態はいいと思います。
あとはしっかりと運を天に任せて。
そうですね。やるべきことはしっかりやって臨んでいくので。後は自分に自信を持って その舞台を楽しみたいと思います。
最後にファンの皆さんへのメッセージ一言お願いします
いつも応援ありがとうございます 2021年ラストを勝てて良かった、全て良かったって思えるように頑張りたいと思いますので、是非応援よろしくお願い致します。
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写真:「静岡市提供」