昨年の優勝者であり、6年連続でオッズパーク杯ガールズグランプリに出場を決めた石井寛子選手(東京104期)。女王として戦った今年の振り返りとガールズグランプリへの意気込みをお伺いしました。
山口:グランプリ出場おめでとうございます。
石井:ありがとうございます。
山口:今年は昨年のガールズグランプリ覇者として1年走られましたが、振り返っていかがですか?
石井:大満足な年でした!今年は17回優勝することができて、自己ベストなんじゃないかと思います。
後は優勝したかったレースであるガールズケイリンフェスティバル(松戸7月)を優勝できたのが大きかったです。
山口:コレクションのような単発レースと、フェスティバルなどの3日間の戦いというのは違いますか?
石井:単発レースよりも、私の中では3日間の方が、重みがありますね。厳しいメンバーの中で、まずは決勝を目指さないといけないですし。その中で優勝をするというのは難しいと思うので価値があります。
山口:競輪祭でのガールズグランプリトライアルレースについては?
石井:私は前半で賞金ランキング上位にいられたので、特別な意識はしていませんでした。
山口:前夜祭は楽しまれましたか?ドレスも素敵でした。
石井:着慣れない服で少し疲れましたね(苦笑)。トライアルレースが終わって車番の発表もあったので、赤いドレスにしようと思いました。
山口:たくさんの方と交流できましたか?
石井:私の知り合いも来てくれていて1年ぶりに会えたり、練習を一緒にしている方も見に来てくれました。後はいつも応援をしてくれる色んな競輪場にいらっしゃるファン方とも交流できて楽しかったです。
山口:静岡競輪場のイメージはいかがですか?
石井:3回走ってオール1着なので相性はとても良いと思います。でも、走りやすいというイメージは特にないんですけどね。先日も静岡競輪場に練習に行ったんですが、走路なども特に走りやすいとは感じませんでした。まだ特徴をうまく掴めていないのでどう攻略しようか考えています。
山口:静岡バンクにも練習に行かれるんですね。
石井:予定を立てて何度かは行こうと思って実際に伺いました。この後に入れるかはまだわからないんですけどね。
山口:現在の調子などはいかがですか?
石井:京王閣競輪場が11月から使えなくなって、静岡などを含めていろんなバンクに練習に行っているので日々忙しいです。計画的に練習をしないと1日が無駄になってしまいますから。移動距離も考えると、立川や西武園など、行く競輪場を決めてしっかり準備をして練習して毎日忙しくしていますね。
山口:他のメンバーはいかかですか?
石井:昨年と4人一緒で3人が別のメンバーです。面白いレースになりそうですね。
山口:動けるタイプの選手もたくさんいますね。
石井:どうなるか全く予想がつかないですね。自在選手も結構いるので、その辺りは私にとっても難しいところかなと思います。
山口:どんなレースをしたいですか?
石井:1年やってきたことを全て出せるようなレースをしたいですね。
山口:昨年は涙の初優勝がありましたね。
石井:今年もできるように頑張りたいです。
山口:以前インタビューさせていただいた時は「私が今年の女王なんて...」というお話もしていただきましたが、自信はどうですか?
石井:その気持ちは変わらないですね。常にチャレンジャーの気持ちで走っています。私ができることをするだけですね。
山口:最後にオッズパーク会員の方へ意気込みをお願いします。
石井:6年連続でガールズグランプリに出場することができました。ぜひ静岡競輪場に来て生で応援していただけると嬉しいです!
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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。
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※写真提供:公益財団法人 JKA