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競輪界を代表する男子選手、ガールズケイリン選手にインタビューを実施します。他では聞けない素顔や本音、競輪にまつわるエピソード、今後の抱負などをご紹介します!

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脇本 雄太選手
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8月いわき平競輪場で行われた『第61回オールスター競輪』において初タイトルを獲得した脇本雄太選手(福井94期)。自転車競技でも長年日本代表として活躍されています。
競輪への意気込み、そして東京オリンピックへ向けてのお話を伺いました。

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山口:オールスター競輪、優勝おめでとうございます。

脇本:ありがとうございます。

山口:オールスター競輪はどういう気持ちで臨んだんですか?

脇本:僕の中では今、競技の方に集中していて、競輪を走る機会は少ないです。その少ない機会は、しっかり競輪のことを考えて臨まないといけないなと思っていました。

山口:日本選手権競輪、そして高松宮記念杯競輪の決勝でも素晴らしいレースをされていました。その時も初タイトルというのは意識したんでしょうか?

脇本:自分の中では変わらずに走っていましたね。自分が優勝というよりも、まずは自分らしいレースをするということを心掛けていました。勝ちにこだわるよりも、もし優勝するにしても自分らしいレースをした上で結果がついてきたら、と。

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山口:そしてむかえたオールスター競輪、1走目のオリオン賞レースはいかがでしたか?

脇本:変に構えてしまって、自分らしくないレースになってしまいました。消極的でしたね。その良くない結果をうけて、優勝したいという気持ちをいったん忘れ、まずは自分らしいレースをしなくちゃ、と言い聞かせました。二次予選からはうまく切り替えが出来たと思います。

山口:その後は「脇本選手らしい」レースが続き、本当に強かったです。コンディションは自分でも良いと感じていましたか?

脇本:特に好調という訳ではなく、悪くもなく、前回の走りと同じでした。自分で手応えというのはあまりなかったです。

山口:決勝を走る前はどのような気分でしたか?

脇本:自分の中では平常心で臨めたと思います。周りの状況もよく見えていましたし、焦っている感じではなかったですね。

山口:いつもの力を発揮できた決勝だったんですね。

脇本:そうですね。力を発揮出来れば勝てるという意識があったので、自分の中ではそれを出し惜しみしないように心掛けていました。
今振り返ると、冷静に走れてはいないと思うんですが、「とにかく前に出なきゃ」という意識しかなかったですし、いつも通りのレースをした結果、優勝に繋がったと思います。
正直、もちろん優勝したいという気持ちもありました。でもそれ以上にラインで決めたいというのが大きかったので、それはうまくいかなかったのが残念です。
ただ力は出し切れたレースでした。

山口:ゴールして、優勝という実感はわきましたか?

脇本:ゴールした瞬間は優勝というのは全く思い浮かびませんでした。次に「あれ?もしかして優勝したの?」とじわじわ思ってきました。
レースを勝ったという意識もゴールまで全くなく、自分の中では最後の最後までレースに全力だったので後ろの状況とかもわからなかったくらいでした。

山口:ゴール後にバンクを走っていたときは、お客様の声は聞こえてきましたか?

脇本:ゴール後にだんだんお客さんの声が聞こえてきて、自分が優勝したんだと感じたのは、半周すぎてからでした。それまでは必死で、状況が把握しきれてなかったです。

山口:敢闘門に戻ってこられて、近畿の仲間から胴上げがありました。いかがでしたか?

脇本:嬉しかったですね。みんなに「良かったな!やったな!」と言ってもらえました。日本選手権と高松宮記念杯の後だったので、次こそワッキーだな、と思ってくれてた方もいたみたいです。それだけ応援してくれて、やっと応えられたという感じですね。選手や、ファンの皆さんなど周りの応援があって、自分の優勝だったんだと思います。

山口:長くナショナルチームで自転車競技もされています。その練習というのは活かされていると感じますか?

脇本:練習面もですが、特に気持ち、メンタル面で強化されたなと思います。ブノワ監督になってからは、「メンタルを強化しないとレースの結果にも繋がらない」と言われていました。しっかり集中していたから強化されたのかなと思います。

山口:具体的にはどういうところですか?

脇本:レースは必ず緊張すると思うんです。それは競技でも競輪でも同じ。だからこそ良い意味での緊張が大切なんです。しかもそれを自分でコントロールする必要がある。そのコントロールの習得にかなり時間がかかりました。

山口:昨年12月、ワールドカップ・ケイリンで金メダル獲得と、先に自転車競技で結果が出ました。それが自信になりましたか?

脇本:そうですね。その後から自分の中では自信を持って走れていると思います。今年もこれからワールドカップのシーズンに入るので、なかなか競輪に対して調整がしにくいんですが、なるべく参加できるレースは走って、調子も落とさないようにしたいです。
競輪に集中する部分と、競技に集中する部分、更にリラックスするときはする、と上手くできているので、今の段階では調子は問題ないと思っています。

山口:アジア大会もありましたが、いかがでしたか?

脇本:アジア大会に関しては全く満足いっていません。結果もそうだし、内容面も悪かったです。(結果→スプリント1/8決勝敗退、ケイリン5位)
オールスター競輪優勝のすぐ後だったので、気持ちの調整が出来ていなかったかなと思いました。
これからシビアな戦いが競技でも続くので、ひとつ気を引き締めるきっかけになったかもしれませんが、まだまだ甘い部分はたくさんありますね。

山口:9月半ばの段階で、次の競輪の斡旋は寛仁親王牌だけですが、今後のスケジュールは?

脇本:競技の日程との調整次第ですね。今は競技に集中してるのでそちらが第一ですが、もちろん日程が合えば、競輪もどんどん走っていきたいです。

山口:東京オリンピックへ向けても、まだ気は抜けない部分もありますもんね。

脇本:現状だと、ポイントなどを見てもおそらく出場は大丈夫かと思うんですが、そこはどう転ぶかわからないので、最後決定するまではしっかり気を引き締めなければだめですね。

山口:脇本選手はどの競技が得意なんですか?

脇本:出来ればケイリンが良いんですが、それは自分では決められないので。ナショナルチームの人数も5、6人いるので、その時のコンディションをコーチが判断して、一番いい結果が出そうな選手を選出します。

山口:東京オリンピックでの目標は?

脇本:もちろんメダル獲得することです。

山口:次のオリンピックが東京、と決まった時はどうでしたか?

脇本:特に自分は何も思わなかったですね。オリンピックはどこでやってもオリンピックなので、その価値は変わらないと思います。前回のリオでも、次の東京でも結果を求めて走るだけですね。

山口:ナショナルチームには競輪選手のメンバーもいらっしゃいます。それについてはいかがですか?

脇本:僕にとってはとても刺激になるし助けられています。練習仲間としても相性が良いですし、環境も抜群です。その中でメンバー争いがあるので、強力なライバルでもありますけどね。

山口:今年はGⅠ優勝ということで、年末のKEIRINグランプリも内定ですね。グランプリへ向けてはいかがでしょう?

脇本:ナショナルチームで海外合宿があるんですが、グランプリの前に1ヵ月、その合宿で集中して練習できる期間をもらえました。その時に力をつけて臨みたいです。

山口:今の一番の目標はどこですか?

脇本:近い目標だと10月の寛仁親王牌ですね。せっかく出場する機会をもらえたので、しっかり走って結果を出す、優勝出来たらと思います。

山口:前橋の33バンクは良いスピードが出そうですね。

脇本:そうですね。個人的にも相性の良いバンクで、しかも相性の良い大会なので意識はしています。

山口:最近はナショナルチームの選手がたくさん結果を出しています。警戒される事も以前よりも多くなりましたか?

脇本:警戒されるのは仕方ないと思いますし、自分は昔から変わらず、ずっとこの戦法なのでいつも警戒はされています。それ以上の力を出したら勝てると思うので、問題ないです。

山口:今後はどんな走りを見せたいですか?

脇本:とにかく自分のスタイルを崩さずにしっかりレースが出来ればと思います。

山口:最後にオッズパーク会員のファンの方にメッセージをお願いします。

脇本:走る機会が少ない中でも、自分なりに競輪をきちんと走れるように準備はしています。今後とも応援よろしくお願いします。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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2018/09/21

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