
君和田裕二が先行逃げ切りでVゲット!
0ハンのスタート争いは内枠の平川が行きかけたが、君和田が外から伸びて逃げに入った。五十嵐は20線勢に叩かれることなく発進。20線は最内の高橋義弘が先行し、早川と永井が続いた。森はややへこみ、大外の中村雅は8番手からの競争となった。
先頭を走る君和田はマイペース。後ろでは五十嵐が平川を差して2番手に浮上。その後ろでは高橋義弘が早川の攻撃を封じていた。残り4周半からは君和田と五十嵐の一騎打ち状態になったが、最後まで君和田が五十嵐に隙を与えずゴールを迎えた。五十嵐は準優勝。3番手争いを演じていた高橋義弘と早川は、高橋義弘に軍配が上がった。
君和田は2023年3月以来となる自身3度目の優勝。今年は悪い状態が長く続くことがなく、コンスタントに成績をまとめていたが、ようやく今節で最高の結果が出た。今回の優勝で今後、ハンデが重くなりそうだが、10メートル後ろになって通用するだけのスピードがある。あとはレース序盤の展開が変わってくるだろうから、そこをどうこなしていくかが大きなポイントになるだろう。