
混み合う車群を重ハン勢が捌く
準決勝戦で池浦一博を抑え込んだ川端孝が決勝戦では、スタート切れている松生信二に抵抗を見せる。竹中修二もまた防御力が高く、根本将人や新村嘉之の攻撃になら耐えることが可能。和田健吾は速攻力あるが、抜くべき相手の人数が準決勝戦よりも増えていて番手をなかなか上げられないか。
そのように各車が混み合い、もつれ合うところを、準決勝戦で辰巳裕樹や穴見和正を外から交わせたほどスピードのある川口裕司が最重ハン選手の底力で突破する。今節中の整備で手前の伸びが出て、それに伴い先伸びも上向いたという田中茂が、続いて圏内へ上がろう。
◎ 7 川口裕司
○ 8 田中茂
△ 5 新村嘉之
▲ 1 川端孝
穴 3 竹中修二
おすすめの買い目
7ー8=513
穴なら
3=5-781
文/鈴木
前田淳の速攻 角南一如も浮上して27期優勢
村田光希のエンジン状態が素晴らしく、ひとりで逃げる展開に持ち込めば他5車を引き離せるスピードを持っている。だがしかし同ハン内枠の1級車・中村晋典も前節の山陽ミッドナイトから絶好の仕上がりをキープしていて、いかに好調といえども2級車の村田が捲ることは難しそう。
今節初日の前田淳は速攻抜け出した西村義正に付いていけず逆に突き放されて不安を残す動きだったが、2日目の準決勝戦は鋭いスタートダッシュで勝利。本走タイムも大幅に上昇し、この動きなら決勝戦でも好勝負できそうだ。同期の角南一如も近況の本走時計なら追い上げてこれよう。
田中哲は前田に外枠からスタートかぶされると序盤の展開が厳しくなるが、捌きの自在性では27期2名より高い評価をくだすことも可能であり、2日目が2回乗りだったことでエンジンに上積みできたようだとも語っており、動向に注目したい。
◎ 5 前田淳
○ 6 角南一如
△ 2 村田光希
▲ 1 中村晋典
穴 4 田中哲
おすすめの買い目
5=6-214
穴なら
4=6-521
文/鈴木