
黒川京介が9連勝での連続優勝へ
三寒四温のたとえのごとく気候が春へ向けて動き出した今週。先週の前節ナイトレースから今節デイレースへ替わり、さらに日ごとに温暖になってきた気候に対応してエンジンをしっかり合わせ続けている黒川京介が、前節に続く完全Vへ全力疾走。今月は14レースに出走して、『SG全日本選抜』決勝戦6着以外の13レースはすべて勝利している。次節の川口G1『開設記念グランプリ』に最高の形で臨みたい。
初日は折り合いを欠いた面もあったが2日目以降は安定した内容で連勝してきた有吉辰也が最大のライバル。2日目からスタート切れてきた森本優佑が先に進んでいく展開も十分ある。
ブロック巧者の青山文敏が梅内幹雄より先行して20線勢の行く手をさえぎる形になると、佳元光義の逃げには有利に作用する。
◎ 8 黒川京介
○ 7 有吉辰也
△ 6 森本優佑
▲ 1 佳元光義
穴 2 梅内幹雄
おすすめの買い目
8=7-612
穴なら 黒川と共に地元の牙城を守るべく梅内幹雄が力走するか
2=7-861
文/鈴木
速攻の新井淳を猛追する三浦康平
連勝は準決勝戦で途切れてしまったが三浦康平の機力は依然として良好であり速攻力も下がっていない。2着に敗れた準決勝戦のあとは、展開が敗因とうかがわせるコメントを語った。この決勝戦では同ハン2車を序盤に退けて30線へ差を詰めにかかる。
その三浦を準決勝戦で破った新井淳は、発走時にチェンジを入れてからの伸びが一段と増大しており、10メートル前の浅倉樹良は2級車ゆえにスタート残せるかは微妙な情勢。浅倉が追ってこれなくなれば20メートル前の単独0ハン佐藤智也が逃げ態勢に入るチャンスは拡がるが、今節だけでなく過去も含めて伊勢崎で本走3秒台を出したことがなく、車券圏内に残るには大幅なタイム上昇が必要となる。
新井日和は相手関係が有利な準決勝戦Bに勝利したが、こちらも今節の計時タイムは4日間とも3.40秒近辺でしかなく、また30線両者、特に新井淳は防御力も高いので攻略するのは難しいとみる。
人気の盲点になりそうなのは石川哲也か。今節は大き目のコースを通ってスピードに乗れているので、前団が混み合うようだと捲りが決まるかも。
◎ 7 三浦康平
○ 4 新井淳
△ 3 野本佳章
▲ 1 佐藤智也
穴 6 石川哲也
おすすめの買い目
7=4-316
穴なら
6=7-124
文/鈴木