
佐藤励の大会連覇は十分に可能だ
前回58回大会に優出した緒方浩一・岡部聡・丹村飛竜・佐藤励が、前回と同様に雨走路で行なわれた準決勝戦を今回も勝ち抜いた。その前回は緒方と丹村飛による先行態勢を佐藤励が1車ずつ捌いて優勝した。
今回は緒方と篠原睦の主導権争いに丹村飛や浜野淳が追走する展開となるか。佐藤励はスタート切りにくい枠番と角度だが、佐藤貴也の発進に乗って4~5番手に付ければ前回決勝戦のように捌いて進出できる。まずは大外枠の金子大輔よりは先に出たいところだ。
◎ 7 佐藤励
○ 8 金子大輔
△ 4 丹村飛竜
▲ 5 篠原睦
× 1 緒方浩一
おすすめの買い目
7=8-451
穴なら 先行力も独走力も高い緒方がハイペース逃走。篠原が2番手スタートでの行った行った
1=5-4678
文/鈴木
スタートもスピードも違い見せた黒川京介
5日間のロングラン開催最終日。ただひとり勝ちっぱなしの黒川京介が40m大外、SGグランドスラマー永井大介が佐藤摩弥の内枠という番組。試走は26で黒川と永井が並び、佐藤摩も27と存在感アピール。3連単は7-5-6が一番人気で690円、続いて7-6-5が930円。2連単は7-5が340円、7-6が540円と外枠3車に人気は集中した。
初優勝がかかる菅原すずのは準決で上がりタイム40秒と自己新を叩き出したが、優勝戦は試走から精彩を欠いて厳しい戦いに。準決3連単6万円台の大穴を提供した青山文敏の動向にも注目したいところだ。
スタートは40m大外から黒川がチェンジ入れて伸びて行き佐藤摩弥も付いて行く。永井は凹んでしまい6番手からのレースに。逃げる菅原を黒川が捕えるところで佐藤摩も離れず、あわよくばを狙うが入れなかった。徐々に差が付き始め背後に永井の姿が。黒川は安全圏へ入りコースを守る。青旗前で永井がブレてしまい山田達也も滑ってしまう(永井は走法注意)。結局、7黒川、6佐藤摩、5永井の順にゴール。
今年1月に優勝した時は3.304という強烈なタイム出した黒川。でも、今回も3.312と異次元の時計で今年V2は完全優勝。通算18度目の優勝となった。
川口No.1そして、全国3位の黒川京介は日々進化を続けている。今度は2月25日~の開催に参戦予定。