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丹下昂紀 37期4人目のV戦士に!
4日間開催で行われた山陽ミッドナイト。初日は4着とつまづいたが、2日目から2連勝で迎えた優勝戦の丹下昂紀。試走27秒の山本翔や人見剛志が30秒を出して人気になると思いきや、逃げ有利と見られたのか一番人気は試走34秒の丹下だった。3連単は1-5-4、1-4-5。2連単は1-4と1-5が並ぶ。
中野政則を一発で交わした山本翔が2番手へ浮上し丹下も必死に逃げ、残り2周で若干差は詰まったかに思えた。ところが、山本翔が滑り始めて人見に差されてしまう。結局、最後まで危なげなく走り切った丹下は2度目の優出で頂点へ立った。
37期では浅倉樹良・福岡鷹・森下輝がそれぞれ2度優勝してるが、ハンデが重くなりスタートで叩かれることが多くなり伸び悩んでる。今回の丹下は『試走タイム、上がりタイムを意識してコースを外さないよう』に心がけたことが『優勝』という最高の結果につながった。
これから、徐々に展開が厳しくなり38期も入ってくる。オートレーサーとしては、いまだ新人だが、ひとりのプロとしてたくましい姿をファンにアピールして欲しいものだ。