地元33~35期が果敢に挑む
現時点の捌きの完成度では鈴木圭一郎や永井大介にかなわないが、33期の黒川京介・34期の上和田拓海・35期の佐藤励が若武者らしい思いきった走りを見せてくれそうだ。
スタート後に少しでも良い位置を取ろうと1周回1コーナーの内寄りへ各車が殺到しそうな、その外を黒川が豪快に伸びて行くか。内枠すぎずスタート切りやすい永井や佐藤摩弥も序盤に良い位置へ付けそう。鈴木圭は角度のある10メートル8車並びの大外枠ではトップスタートは難しいかも。パワー満ちあふれる加賀谷建明は出足に不安が残り、発走後に外枠勢へ前へ出られると厳しくなる。
◎ 7 黒川京介
○ 6 佐藤励
△ 8 鈴木圭一郎
▲ 4 永井大介
× 5 佐藤摩弥
おすすめの買い目
7=6-845
穴なら 前年覇者の看板はダテではない
5ー8=4761
伊藤信夫が勝利をもぎ取る
昨年7月に優勝して以降14度の決勝に臨みながら勝てていない伊藤信夫だが、昨年の後半7度の決勝は全て4着以下だったのが、今年に入ってからの7度の決勝は2着3回に3着2回と着取りがハッキリ上向いており、今回のメンバーを見渡してズバ抜けた実績を誇る点から是非とも勝ちきりたい一戦だ。今節2走はこなしているが敵は天候、雨だろう。
最重ハンでも安定した走りをできるようになった浅田真吾が最内枠から先制攻撃。渡辺篤はトップスタート行けないと車群に揉まれて進めない恐れもある。
20線は準決勝戦のタイムは鈴木健吾の方が速くても、スピードは花田一輝が上位とみる。
◎ 7 伊藤信夫
○ 5 浅田真吾
△ 4 花田一輝
▲ 3 鈴木健吾
穴 6 渡辺篤
おすすめの買い目
7-5=436
穴なら 前節決勝は伊藤信より先行してゴールも先着した渡辺篤
6-7=5432
文/鈴木
今年4度目の優勝! 木山優輝
濡れ走路の中で行われた優勝戦。試走タイムでは劣ってたが石本圭耶が人気を背負うオッズ。北原岳哲や木山優輝は試走の感じもタイムも良かった。2連単は2-3、2-5、2-1の順 3連単は2-3-5が一番人気だった。まずは竹中修二が逃げ石本が続く展開。丹村司は後退して、北原も石本に離され加減。そこへインをスルスル上がってきたのが木山。石本が竹中修を交わし先頭立つも木山が突っ込み先頭へ。石本に逆転できる力は残っておらず、竹中修が3着に粘った。滝下隼平はスタート後に大きく流れ、唯一のSGホルダーである田中茂は見せ場なく終了。
優勝した木山は自身6度の優勝のうち今年V4の荒稼ぎ。このあとは16日からのデイレースへ参戦予定。