スタート切れている石川哲也が追い込む!
一般開催ながら5日間のロングシリーズだった今回の伊勢崎ナイター。ついに優勝戦のメンバーが決定した。なかなかバラエティに富んだハンデ構成で、優勝戦は白熱したレースになりそう。
0ハン単騎の山中は良走路での競走になった2日目からオール連対で優出。直線の進み方はかなり良く、優勝戦でもハイピッチの逃げを見せそう。10線両者のスピードでは捕まえるのは厳しいか。20線のスタート想定は難しいが、3日目から石川哲がよく切れており先行も十分。そして、今の石川哲のスピードなら山中の逃げを捕えられるかも。実力的には上位の田村と松本康だが、前団のペースが上がると追い込みが届かないケースもある。むしろ20線の鈴木聡や横田の方が車の進み方が良く、こちらを重視したい。
◎ 5 石川哲也
○ 1 山中充智
△ 6 鈴木聡太
△ 4 横田翔紀
▲ 7 田村治郎
おすすめの買い目
5=1-467
山中の大逃げもありそう
1-4567-4567
石橋啓士が初優勝へ向け必死に逃げる!
今回の飯塚オートは2級車の活躍が目立っている。優勝戦へは3人が進出した。その影響もあってか優勝戦は0、10、20、40、50メートルの大ハンデ戦。優勝戦は夕方の時間帯で真昼よりは走路温度が下がるとはいえ、7月のこの時期は通常よりも高い走路温度でレースが行われそう。
0ハン単騎からいきなり逃げに入れる石橋啓は展開が圧倒的に有利。準決のタイム比較から言えば10メートル後ろの祐定には捕まらないし、20メートル後ろの村瀬も振り切ることができる。走路温度が高くなりそうなので、重ハン勢も石橋啓に近づくまでに苦労しそう。ここは石橋啓がそのまま逃げ切るとみた。
追って行けるとしたら準決で好タイムをマークした田中賢や有吉。展開的には田中賢の方が有利で、早めに石橋啓にジカ付けできれば勝ち切れる。有吉は中団を難なく交わせるかどうかがポイントになりそう。機力の上積みが必要になるが、松尾彩は他の1級車相手に先手の攻めができればチャンスある。
◎ 1 石橋啓士
○ 4 田中賢
△ 7 有吉辰也
△ 5 松尾彩
▲ 3 村瀬月乃丞
おすすめの買い目
1-3457-3457
穴なら 後続が来る前に抜け出せれば村瀬のアタマも
3-1457-1457
永島潤太郎が復活の優勝を決めた!
0ハン単騎からの競争だった杉本は自分のペースで、自分のコース取りで軽快に逃げていた。直後に付けた重富は追走こそできたが、杉本を抜くまでにはいかなかった。逃げる杉本に追う重富で周回が重ねられていったが、後方から追ってくる選手が一人いた。30線3車の大外から好スタートを決めた永島が3番手に付けると、まずは重富を差し、そして最終3コーナーで杉本を捕えて優勝を決めた。
永島は今年に入ってからずっと好調が続いていたが、4月あたりから大きく調子を崩していた。なかなか立て直せず苦しんでいる時期が長く続いたが、前節あたりから良化の兆しが出ていた。そして今節は優勝。一気に状態を上向かせることができた。乗り手のセンスはかなり高いモノを持っている永島。さあ、ここから巻き返しが始まる。