オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
青山周平を抑えて荒尾聡が稲妻賞2連覇
圧倒的な人気を背負った青山周平。3連単の人気は8-5-6、8-4=6。2連単は8-5、8-6に微差で8-4と続く。10mセンターから荒尾聡が飛び出し青山周もカマシて続く。1度目、荒尾のインを青山周が狙うが入れず逆に荒尾は押し出される格好で0ハン2車に突っ込む。2度、3度と青山周は荒尾を差そうとするが荒尾はインコース空けない。
青山周は引いてしまい外から中村雅人が進出。その中村雅は荒尾に併されて捲れず滑って後退。再び、青山周が車の半分ねじ込もうとするがこれも断たれ、今度は早川が浮上し、ゴール前荒尾に接近も届かず。27期の総大将・荒尾は激しいデッドヒートを制し、昨年に続いての稲妻賞(昨年は雨走路)連覇を達成。久々に最後まで手に汗握るレースを見せてもらいました。これぞ、オートレースの醍醐味と言えよう!
金子大輔 区切りの850勝&50V
1R発走の時点で雨は上がっていたが、場所によって濡れた筋の残る不安定な走路。3R~4R頃に小雨、優勝戦9Rも小雨に見舞われて、初優出を迎えたが選手経験の浅い北市唯は力を出しきれなかったか。
単独0ハン北市を20線の岡谷美由紀が1周回で交わして先頭に立ち、和田健吾と鈴木健吾が追走する展開。50線は大木光がスタート大きく遅れて伊藤信夫が先行も、1周回4コーナーで金子大輔がインねじ込むと、2周回バックストレッチで岡谷・和田・鈴木健の3車をまとめ差し。態勢を立て直して猛追してきた伊藤信夫をゴール線ではタイヤ半分ほど振り切って、2月25日(SG全日本選抜・川口)ぶりとなる通算50回目の優勝を挙げた。
文/鈴木