大月渉が地元での初優勝
0ハンは2車並びの外枠から戸塚尚起が飛び出したが、1周回3コーナーで吉松憲治が逆転のイン差しで先頭に立ち、すぐさま後続との車間を拡げ始めた。
10線は渋沢憲司が先行し、人気対抗格に推された最内枠の浅香潤は外から他車に包まれて番手を下げる苦しい展開。そこへ、田中哲を一発で捲った大月渉が浮上してきて、吉松憲を追撃態勢に入ると、ラスト6周回1コーナーで内へ飛び込んで首位に立った。通算3度目の優勝は、地元開催では初めてのV。
1番人気の高橋貢は、初日3.29秒(レースは圧勝の1着)だった試走タイムが決勝では3.31秒に下がり、追い上げ届かず3着にとどまった。
文/鈴木
SGレーサー2車に逆転あるなら北原岳哲
30線のS級2名は中枠の荒尾聡が先手を取りそうだが、コメントからは仕上がり状態に満足できていない様子。一方、外枠の有吉辰也はエンジンに手応えを感じているようだがブロック上手い荒尾に抵抗されそう。そうなると20線勢にもチャンスが出てくる。
古城龍之介・藤川竜が異口同音にエンジン良いと語っているが、今節の自己最高タイムが古城は3.43秒、藤川竜が3.42秒であるのに対して北原岳哲は3.399秒を2日目に出しており、最内枠から先制すれば同ハン2車を道中で引き離せる。もともと捲りタイプであり、イン鉄壁な穴見和正に対して捲りに絞って攻撃していく。
同じく2日目に3.43秒で走っている佐伯拓実もハンデ差を保って逃げ残るケースは十分。
◎ 3 北原岳哲
○ 1 佐伯拓実
△ 7 荒尾聡
▲ 8 有吉辰也
穴 4 古城龍之介
おすすめの買い目
3-1=7845
穴なら イン差しも使える古城龍之介が同ハンをくだすか
4=7-835
文/鈴木
相手比較から高橋貢が最有力
強敵の早川清太郎が準決勝戦の雨に沈み、高橋貢の独壇場となりそうなムード。西原智昭は自身で時おり漏らしているように、強メンバーが揃うと一歩及ばないケースがままあり、高い実績を誇りながら最重ハンの10メートル前、しかも4車並びの最内枠と絶好の展開を望める浅香潤が相手候補の筆頭。大月渉は大外枠と厳しい位置だがパワーは高い。
戸塚尚起の初日の本走タイムより速い時計で走れている吉松憲治が逃げるとペースは上がりそうだ。
◎ 8 高橋貢
○ 3 浅香潤
△ 1 吉松憲治
▲ 6 大月渉
穴 5 田中哲
おすすめの買い目
8-3=165
穴なら 田中哲がスタートに自信を持っている様子
5=6-841
文/鈴木