好仕上がりの佐藤励がパワー駆け!
大会3日目からハンデが重くなった小椋は、準決でも軽快な走りを見せて2着入線。初めての記念優出となった。また、準決からハンデが重くなった早津康も踏ん張り2着入線。こちらも嬉しい記念初優出となった。優勝戦は0線に1車、10線に7車のハンデ戦。
0ハン単騎の小椋はレース序盤こそは先頭を走れるが、初めての8周戦で最後まで粘れるかどうかは疑問。10線勢のスタート争いは枠ナリ発進も考えられるが、外寄りでも佐藤摩が飛び出していきそう。これに乗っていくのが佐藤励。黒川もできれば続いていきたいところ。
佐藤摩はトップスタートを切れれば2~3周目までに小椋を交わすことができそう。佐藤摩が先頭に立ち、逃げ展開を作る。しかし、佐藤励がピタリと続いていければチャンス。準決でも好タイムをマークしていたようにエンジンは仕上がっている。佐藤摩を交わしてペースを上げる。黒川は序盤でどこまで好位置を奪えるかがカギになるが、8番手発進にならなければ8周回をフルに生かして進撃する。中村雅はレースアシが上々。8周戦になるのも有利に働くだろう。ハンデ位置が魅力なのは松尾啓。スタートで遅れないことが条件になるが、枠ナリに出れば勝負圏内に入ってこれる。
◎ 7 佐藤励
○ 6 佐藤摩弥
△ 8 黒川京介
△ 5 中村雅人
▲ 3 松尾啓史
おすすめの買い目
7-68-3568
逆転あるなら勝負強い中村雅
5-34678-34678
実力上位の鈴木宏和が追っていく!
縫田が準決で好走を見せ、1着入線で優出した影響もあり、優勝戦の最重ハンは50線からの競争になる。アーリーレースの最終第9Rは走路温度が高く、軽ハン勢にとっては有利な条件。どのような優勝戦になるのか。
0ハン単騎の縫田は、走路温度を考えれば十分な上がりタイムをマークしている。準決同様、一杯の粘りを見せそうだが、優勝戦は準決よりもメンバーが濃くなる。最後まで粘り切れるかどうか。逃げる縫田を直撃できるのは片野。単純なタイム比較で言えば交わせそうだが、縫田が必死に抵抗すると攻略に時間がかかってしまう。その間に最後方から鈴木宏が迫ってきそう。鈴木宏はスタートが早いので佐藤大に先行できる。40線両者をすんなり交わせば軽ハン勢を捕えられそうだ。佐藤大はスタートで後手を踏んだとしても、道中の伸びが良いので追い上げていける。花田はレース序盤の展開作りに課題を残しているが、道中の回りアシは良い。遠藤と斎藤正はレース序盤で好位置につけたいが...。
◎ 7 鈴木宏和
○ 6 佐藤大地
△ 5 花田一輝
△ 1 縫田雅一
▲ 2 片野利沙
おすすめの買い目
7-1256-1256
穴なら縫田の残り目で
1-2567-234567
篠原睦が今年の初優勝を決めた!
20線最内の石本はスタート先行したものの、1周3コーナーで中尾に捲られ展開が厳しくなる。その中尾も車の進みが悪く、その間に石田が大きなリードを作れた。そのまま石田が逃げ切るかにみえたが、中団を差し込み番手を上げていた篠原が石田を追う態勢を作った。そして、徐々に差を詰めると石田を捕えてゴール。岩見もインから続いて準優勝。有吉も必死に追い上げてきたが、3着が一杯だった。
篠原は今年8回目の優出で今年の初優勝を決めた。通算優勝回数は41。今後も地元飯塚で3節走る予定。次は昼間開催に出場となるが、今のエンジン状態を保ち続けられれば連続優勝も十分可能。変わらず安定感ある走りに期待だ。