復活の狼煙をあげた永井大介がこのまま突っ走る!
川口オートは13日に昼間開催が終わったばかりだが、今度は15日からナイトレースが始まる。外来勢は浜松のみで、さながら川口VS浜松の様相。優勝戦に名乗りを挙げそうな選手を紹介する。
まずは永井大介。今年8月のSG競争で負傷し休養していたが、前回の川口開催で戦線に復帰した。そこではいきなりの準優勝。約2ヶ月ぶりの競争だったが、レース感覚は鈍っていない。全4走して全て車券に絡めていたし、エンジンも良さそうだった。今回も優勝戦まで進んできそうだし、そのまま優勝まで突き進むかも。
他に地元S級は上和田拓海と小林瑞季が出場。上和田は前走の2日目に8着を取り、準決に進めなかったが、2日目以外の3走はオール連対。前走からエンジンを乗り換わっているが、その初節でこの成績なら上々の滑り出しだ。ここから今節で更にエンジンの良い部分を引き出せれば、次節のSG日本選手権オートレースでも活躍できるだろう。小林瑞は前走の2日目に被害があり落車。その影響が心配されたが、残りの2走はともに1着。エンジンは悪い方向にはいっていない。
外来S級は鈴木宏和と笠木美孝。鈴木宏は前走の浜松GIIでは優出できなかったが、シリーズ中には1着が2本あるし、その前のプレミアムカップでは優出していたので、エンジン面は問題ない。笠木は前走のGIIから主戦車に乗り戻ったが、シリーズ中に白星はなかったし4日目は故障もしている。エンジンをしっかりと立て直しておきたい。
S級以外では影山伸、中村友和、池田政和などが楽しみな存在。影山は前走でも動きが良かった。同ハンの外枠にスタート早い選手がいると先行されてしまうケースもあるが、レース中盤から後半にかけての動きは良く、車券圏内にまで浮上できる状態。中村友は2節前から動きが上昇。前走の浜松GIIでは優勝戦まで進んでみせた。未だにスタートは不安定な面あるが、影山と同様にレース道中の伸びはかなり良い。池田は現在、最強のB級選手と言える。今期適用される採点期間中は療養中でレースに出ていなかったためB級扱いになっているが、実力的にはS級選手となんらそん色ない。エンジン的にも良い状態が続いている。
他に車券に絡んできそうなのは鈴木辰己、佐藤大地、下平佳輝など。鈴木辰は前走のGIIで準決の7着以外は全て車券絡み。ここ数節は1着を取るシーンが多く見られる。佐藤大は前々走で準優勝していたし、前走のGIIでも4回の車券絡みがあった。だいぶスピードに乗って走れている様子。下平は、そのGIIで補充参戦。結果的に4走してオール連対の安定感だった。エンジン状態は良いしスタートも切れている。更に最近では重走路でも好成績を残している。
※10月13日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-12(25期)〕
上和田 拓海〔川口 S-24(34期)〕
小林 瑞季〔川口 S-29(32期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-15(32期)〕
笠木 美孝〔浜松 S-42(22期)〕
影山 伸〔川口 A-30(22期)〕
中村 友和〔浜松 A-40(32期)〕
池田 政和〔川口 B-112(23期)〕