池田政和と菅野仁翔が特に注目の存在!
今回の川口ナイトレースは3日間の日程だが、出場する選手はオールB級。レースの予想は難解なものになりそうだが、選手それぞれ走りに個性はあるし、好調な選手もいる。注目の選手を挙げていく。
まずは何と言っても池田政和。長らく休養していた期間があったため、現在はB級にランクされているが、復帰してからの走りを見るとS級と何らそん色ない。復帰直後はレース感覚がどうなのかの懸念はあったが、全く心配はないし、レースを重ねるごとに捌く展開でも安心して見ていられる。前走では準優勝だったし、その前も優出し重走路で6着。その開催の準決までは良走路で6連勝していたし、良走路なら圧倒的な走りを見せられる。
池田が準優勝だったレースで見事に自身初優勝を決めたのは菅野仁翔。1級車に乗り換わってからは着実に力をつけており、それが最高の結果に結びついた。その時は最重ハンの30M前だったので、今回からは20M前からの競争になるか。今度は人を抜くレースでどれだけの走りができるか注目だ。
近況エンジンが好調なのは押田幸夫。7月中旬あたりからは車券の貢献度がグンと上がっている。車の行きっぷりが良く、それに伴い乗り手の方も自信を持って走れている。スタートもB級の中では早い方だ。深沢隆も機力は堅調。昔から小さいコース取りで走る方だが、直線の伸びが良い今は簡単には抜かれない状態になっている。腕があるのは牧野貴博。エンジンは一時期より下降気味だが、捌きの腕はA級並み。今のエンジン状態でも十分戦えるだろう。
深沢悟もエンジン状態がずっと良い。前走の川口でも3走してオール車券絡み。インコースをしっかりと回れるので、後続の車は相当やりづらいだろう。小林晃は緩やかにエンジン上昇中。3節前あたりから上位着が増えてきた。以前よりはスタートも良くなっているし、道中の競り合いは変わらず強い。
3節前に浜松で優勝したのは西翔子。その後は、やや失速したが伸び盛りの35期、1走ごとにパワーアップしてくるだろう。川端孝は地元の飯塚で健闘している。試走タイムは出ないタイプだが、レースではインを回って渋太く走ることができる。
※9月9日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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池田 政和〔川口 B-99(23期)〕
菅野 仁翔〔伊勢崎 B-61(35期)〕
牧野 貴博〔川口 B-3(24期)〕
押田 幸夫〔川口 B-25(32期)〕
小林 晃〔伊勢崎 B-7(26期)〕
深沢 悟〔伊勢崎 B-41(25期)〕
西 翔子〔浜松 B-15(35期)〕
川端 孝〔飯塚 B-1(24期)〕