鈴木圭一郎がゴールデン連覇に王手!
浜松オートで行われているGI開場65周年記念ゴールデンレースは、優勝戦のメンバーが出揃った。全国ランク1位の青山周平は準決で猛追及ばず3着。優勝戦には乗れなかったが、優出を決めたメンバーはGI優勝戦に相応しい顔ぶれ。0Mオープン戦の内枠から荒尾聡、渡辺篤、木村武之、鈴木圭一郎、藤波直也、佐藤貴也、金子大輔、鈴木宏和となった。
予選準決の4日間で最も良い上がりタイムを出したのは渡辺。初日にマークした3・345が一番時計。その後も高位置でエンジンは推移している。機力では鈴木圭も負けてない。準決の日は上がり一番時計の3・379を叩き出した。この両者がエンジンの仕上がりが良さそう。
0Mオープン戦で肝心のスタート争いは、鈴木圭が先行しそう。最内の荒尾もスタート巧者だが、以前ほどの切れはないように感じられる。今節に限って言えば渡辺もよく切れている。佐藤貴もだいぶ本来の切れ味が戻っており、6枠からでも好位に付けそうだ。鈴木宏もスタート力は全国屈指だが、さすがにGIの優勝戦で大外ではいかにも厳しい。
先行する鈴木圭は恐らく誰にも抜かれる事はないだろう。そこで当ブログでの本命には鈴木圭を推す。仮にトップスタートではなくても、3~4番手までに出る事ができれば、そこから追い上げて行ける機力が十分にある。今節はレース道中で苦しい展開になっても、諦めない走りで先頭まで進出するシーンを多く見かけている。鈴木圭にはいくつもの勝ちパターンがある。
相手は荒尾。以前までのスタートが戻り、最内からトップスタートを決めるようなら、簡単には抜かせない走りで最後まで先頭を守れる。トップスタートではなくても、エンジンに上積みができれば、今の荒尾なら鈴木圭のインにでも突っ込んで行ける。次に渡辺。今節は初日に浜松ナンバー1決定戦を制している。その時は0Mオープン戦の最内から先行して逃げ切り。優勝戦も2枠ならトップスタートの可能性がある。そして、佐藤貴。6枠からのスタートだが、内枠勢を何車か抑え込んで出て行くか。機力もだいぶ上向いており、勝負強さを発揮してくる。最後に木村武。エンジンの仕上がりは微妙だが、3枠の利を最大限に生かせれば優勝争いに加わってこれる。
◎鈴木圭一郎
○荒尾聡
△渡辺篤
△佐藤貴也
▲木村武之