伊勢崎は冬もナイターが熱い!
伊勢崎オートはアフター6ナイターの連続開催。前回優勝した金山周平は今回不在だが、優勝戦で走っていた何人かの選手は連続参戦。ちなみに、S級の参加予定はなく、A級とB級による戦いになる。
前回のアフター6ナイターで優出して、今回も参戦となるのは藤本梨恵、桜井晴光、石川哲也。藤本は初日から連勝で優出し、そこでの試走は29。素晴らしいタイムを出し、優勝戦でも軽快な逃げを見せていた。最終的には後続に捕まり4着となったが、スピード面での強化が図れている。スタートの切れ味もいい部類だ。
優勝戦6着だったのは桜井。レース序盤で展開作りがうまくいかなかったが、冬場は元々得意としており、自分の走りたいコース取りができるとスピードが増してくる。ハンデ的にも今は狙い時だ。優勝戦7着だったのは34期の石川。スタートが不安定な面はあるが、スピードはだいぶ出てきている。石川はその前の川口でも優勝戦まで進んでおり、今のところ連続優出中。1級車に乗り換わったばかりの今は成長が著しい時期なので、その1走1走から目が離せない。
他に前走で優出しての参戦は伊藤正司。浜松の一般開催で優勝戦に進出していた。約2年振りの優勝を目指したが、結果は6着。それでも近況はパッとしない状態が続いていたので、これを機に復活の狼煙を上げたい。
ランク的には田中哲が今回出場する中でトップ。試走タイムはそこまで出るタイプではないが、レースになると強気な仕掛けで上位に進出してくる。どちらかと言うとスピード戦よりも混戦向き。前団がゴチャ付く方が好結果につながりやすい。真逆のタイプなのが田村治郎。スピードがあるので車が密集せず、ばらけている展開の方が追い込んで行きやすい。
外来勢では中山光や遠藤誠が楽しみ。中山光は地元で4節連続優勝を決めた後、優出がない状況だが、エンジンの仕上がり自体は不変でスピードあるレースを展開できている。遠藤は軽いスランプから脱出気配。今年は川口で優出3着があるし、1着を取る確率が上がってきた。他では鈴木一馬や藤波直也などが、成績の安定感には欠けるがその反面、爆発力ある攻めでレースを盛り上げている。
※2月2日時点。当日は欠場などでメンバーが変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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田中 哲〔伊勢崎 A-29(28期)〕
田村 治郎〔伊勢崎 A-30(30期)〕
桜井 晴光〔伊勢崎 A-35(26期)〕
伊藤 正司〔伊勢崎 A-112(20期)〕
藤本 梨恵〔伊勢崎 A-181(32期)〕
中山 光〔川口 A-57(32期)〕
遠藤 誠〔浜松 A-162(25期)〕
石川 哲也〔伊勢崎 B-73(34期)〕