伊勢崎オートの夜が盛り上がる!
12月18日から20日の日程で伊勢崎オートのアフター6ナイターが始まる。これまでも何度か開催されているが、おさらいすると基本的に第1Rが18時20分頃に始まり、最終Rは20時50分頃。各レース7車立てで、全7Rで行われる。仕事などで昼間のレースに投票できなかったファンにとっては、楽しみな時間が始まる。
参加する予定のS級は3人。地元は吉原恭佑と新井恵匠。川口から佐藤摩弥だ。吉原の前走は地元3日間開催で、ここでは初日から連勝を決め優出していた。優勝戦は7着だったが、エンジン自体は優勝戦の中でもまずまずだった。今回は大幅にメンバーが薄くなるので、連続優出も十分可能。流れによっては優勝まで視野に入ってくる。
新井恵は前走の地元では準決3着で優出を逃していたが、シリーズを通してみればエンジンはある程度の位置で推移していた。その前の地元では優出していたように、エンジン的には十分戦える状態にある。後方から追い込むレースがメインになるが、強烈な突っ込みで番手を上げていくだろう。佐藤摩は前走が地元3日間開催。ここでは準決3着で優出はできなかったが、それ以外の2走はともに1着。最終日は佐藤摩らしい速攻が決まっていた。
A級で好調なのは田村治郎、山中充智、鈴木聡太、片野利沙といったあたり。田村と山中は前走の地元で優出。田村は3着で、上がり381をマーク。悪くはないが、スピード出せる田村なのでこの時期ならもう少し数字を出したい。山中は優勝戦5着。ただし、初日から連勝していたし、その前の節から継続で4連勝していた。ハンデ位置的にも恵まれている感がある今は絶好の狙い時。鈴木聡は前走の飯塚GIIで優出。優勝戦は枠が厳しく8着だったが連日、飯塚の高速バンクに対応できていた。片野は前走の地元で優出。初日から連勝を決め、初優勝の期待もかかっていたが、レースでは道中で後退し5着。早めに独走に入れる展開なら好結果を残せるだろう。
スピード的にはS級とそん色ないモノを持っているのは三浦康平。前走の飯塚GIIでも3日目に試走26の上がり350を出していた。またS級に匹敵する技量を持っているのは谷津圭治。混戦になるほど持ち味が発揮される。
B級では千葉泰将がスピードある方だ。ハンデ的に前から走る展開が多いだろうから、後続が競り合えば、より逃げやすくなる。川口の長谷川啓は抑え込みが巧い選手。インコースをしっかり守って渋滞を演出する。
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主な出場予定選手
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吉原 恭佑〔伊勢崎 S-30(32期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-35(30期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-10(31期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 A-2(28期)〕
谷津 圭治〔伊勢崎 A-22(25期)〕
田村 治郎〔伊勢崎 A-30(30期)〕
山中 充智〔伊勢崎 A-146(28期)〕
片野 利沙〔川口 A-192(32期)〕