ナイターGII川口記念が開幕!
4月22日にレースが再開された川口オートで、待ちに待った記念レースが開催される。ナイターの時間帯によるGII川口記念だ。前回は地元の23期・鈴木清が嬉しい記念初優勝を決めていた。果たして今回は誰が優勝するのか。
地元の大将格・永井大介は前々走で自身100Vを決め、一つの区切りに到達した。その後の一般開催ではエンジン仕上がらずに終わったが、エンジンが並以上にさえなればパワーある走りで追い込んでくる。
2番手・中村雅人は前走準決3着で優出はならなかった。それでも近況は高い位置でエンジンが推移しており、中村らしい捌きを発揮できている。若井友和もおおむねエンジンは堅調。前々走では優出し3着に食い込んでいる。スピード戦よりは混戦で本来の力を出せるタイプか。佐藤摩弥と大木光、平田雅崇は前走で優出。佐藤摩は雨の優勝戦で追い込みが利かなかったが、良走路ならスタートから素早い飛び出しを見せる。大木は2着で準優勝だった。イン小回りの走法を完全に身に付け、展開不問で攻め上げていける。平田も力強い走りが戻りつつあり、記念の舞台でも十分通用する動き。
山田達也と佐藤裕二もエンジン状態はまずまず。走りのタイプは異なる2人だが、レースのキーマンになるのは間違いない。A級ではあるが青木治親が前走の一般開催で優勝。青木は近3回の優勝が全て重走路。今は重走路の方が結果を残せている。
外来は伊勢崎と浜松から参戦。目玉は伊勢崎の青山周平。ただ今、8節連続優出中。その内5回の優勝を誇る。今はエンジンも乗り手も最高潮で、よほどの事がない限りは連対を外さない。今回のタイトルはまだ手中に収めていないので、是非とも勝っておきたいところだろう。伊勢崎からは他にS級として早川清太郎と新井恵匠が来る。早川はここ3節優出を逃しているが、1着はそこそこあり、戦えない事はない。新井はこのところ好調の波に乗れていない。
浜松からはS級として佐藤貴也、金子大輔、伊藤信夫が登場。3者とも前走の地元ではキッチリと優出していた。優勝戦では好結果を残せなかったが、エンジンレベルとしてはそこそこある。佐藤貴は、この大会は2015年と2018年の覇者。相性のいい大会で3度目の優勝を目指す。伊藤信は今年8優出の2優勝。いい流れに乗れている。金子は大きな着を取る事が少なく、クレバーなレース運びができる。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-6(25期)〕
中村 雅人〔川口 S-7(28期)〕
若井 友和〔川口 S-8(25期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-14(31期)〕
青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-3(29期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-11(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-15(29期)〕