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青山周平が令和初のSS王座決定戦で逃げ切り勝ち!
川口で行われていたスーパースター王座決定戦は伊勢崎の31期・青山周平がトップスタートから快走を見せて先頭ゴール。2015年以来2度目の同タイトル制覇となった。
試走タイムは一番時計27が4人。高橋貢、佐藤貴也、鈴木圭一郎、早川清太郎。永井大介が28。青山、佐藤摩弥、荒尾聡が31だった。
スタート争いは最内の青山が先行。これに7枠から佐藤摩がダッシュを付け2番手発進。2枠から永井が3番手を死守、以下は高橋貢、早川、荒尾、佐藤貴と続き、鈴木圭は最後方からのレースになってしまった。
主導権を握った青山はいつものコースを走る。小さめだがスピードに乗る走り。ここにまずチャレンジしたのは佐藤摩。2番手から前を抜きたい所だったが、車間が詰まらず追走一杯。その佐藤摩を永井が交わす。今度は永井が青山にプレッシャーをかける。仕掛けるタイミングを計っていたが、なかなかインに入り切るまではいかなかった。そうこうしているうちに早川がジワリと浮上してくる。ついには永井を交わし青山と一対一の態勢に。早川も果敢に青山に挑んだが、交わし切るまではいかず。青山が最後まで先頭を死守した。
試走タイムこそ劣勢の31だったが、この優勝戦では青山の持ち味を存分に発揮することができた。まずスタート。今節は内枠の時はしっかりと切れており、優勝戦でも最内から先行。そして先頭を走るとペースを上げようとして走るが、後続にじか付けされるとインを締める走りにチェンジ。これに永井も早川も苦しめられた。確かな武器がある選手はきっちりと結果を出せる。青山はこれでSG7度目の戴冠だが、この数字はまだまだ延ばせる。