昼間開催に移行した伊勢崎オート!
数ヶ月続いた伊勢崎ナイターから今節は昼間のレースに戻る。夏ほどの気温ではないが、まだまだ走路温度は高いので、追い込み勢にとってはセッティングとタイヤがカギになりそう。今回から新ランクが適用され、地元伊勢崎勢はS級が大量に参戦。外来勢を迎え撃つ。
新ランクで伊勢崎1番手は青山周平。ここ数節、青山はエンジンが安定しており、前走のプレミアムカップでも準優勝。予選道中も鋭い走りが見られていたので、今回もよほどの事がない限りは優勝戦まで進んでくる。そのプレミアムカップでは高橋貢も優勝戦に乗っていた。ただし、その優勝戦では8着だったのと、シリーズ中に白星がなかった点は気になる。エンジン的には満足いく仕上がりにはなっていない。
遠征先での成績に課題を残す早川清太郎は、プレミアムカップでは優出できなかったが、準決3着で最終日の特別選抜戦で1着なら悪くはない。少しずつ遠征先でも結果が出るようになってきている。もちろん、今回は地元での競争なのでいつも通りの力を出せるハズ。他に地元S級では新井恵匠や吉原恭佑あたりがエンジン上々。また、三浦康平は今期からS級に復帰。調子は上向いてきている。
外来S級は4者の予定。浜松から佐藤貴也、鈴木宏和、笠木美孝。山陽から岡部聡。いずれも前走のプレミアムカップでは思うような走りができなかった。ただ、今回は一般開催なのでエンジン状態が並でも、腕の違いで上位に進出してくる事は可能。佐藤貴は厳しい攻めで、鈴木宏はスタート力を生かした速攻で、岡部は冷静な状況判断で車群を突破する。笠木は三浦同様に、今期からS級に復帰。持ち味の速攻に期待したい。
A級では岩沼靖郎が現在、連続準優勝中と好気配。浅田真吾と鈴木静二は、地元のGIとその後の地元一般開催で優出していた。吉田恵輔も浜松の一般開催で優出。森村亮は川口の5日間一般開催で優出していた。
B級では笠原三義が前走の浜松で優出し3着に食い込んだ。予選準決も1着で通過しており、エンジン状態は良好。川口で乗り換わった田崎萌が急上昇中。イン渋太い伊藤幸人や、独走力が魅力の原田富夫らも近況は健闘している。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-7(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-8(29期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-11(30期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-5(29期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-30(32期)〕
笠木 美孝〔浜松 S-40(22期)〕
岡部 聡〔山陽 S-32(19期)〕