新年度初のミッドナイト開催!
売り上げ好調のミッドナイト開催は、今年度も月一ペースで行われる予定。今回は4日間のシリーズで、S級は3人参戦予定。いずれもエンジン状態はマズマズで、A級に付け入る隙を与えないか。はてさて、どのようなシリーズになるのか。
地元S級は2車の予定で、篠原睦と岩見貴史。篠原は前走の川口で初日から連勝を決め優出。ただ、その優勝戦ではスタート後の1コーナーで落車し、レースはできなかった。今回は落車直後のレースとなるので、初日の試走には特に注意して見ておきたい。当日の走路温度にもよるが、ミッドナイトの時間帯なので31前後のタイムは出しておきたい。一方の岩見だが、こちらはミッドナイトに連続参戦。前回は優勝戦まで進んでいた。優勝戦では別府敬剛を追うことができず、荒尾聡の攻撃の前に屈してしまい3着になったが、武器であるスタートは決まっていた。今回も優勝戦までは進んできそうで、エンジンアップが図れれば、優勝争いにまで参加できる。
もう一人のS級は新井恵匠。新井は前走の川口では準決2着だったが、この開催では準決1着のみが優出となる準決8バトルだった。そのため、優勝戦までは進めなかったが、試走タイムはソコソコ出ていたのでエンジン面は心配ないか。
前回のミッドナイトの優勝戦で岩見に先着して準優勝だったのが別府敬剛。優勝戦は10オープンの最内からシッカリとスタートを決めていた。展開に恵まれ、荒尾に敗れたとはいえ、2着に残れたのでエンジンも乗り手もリズムは悪くない。今回と同じミッドナイトでのレースなのも別府にとっては好材料。
そのミッドナイトの一つ前のミッドナイトで優出していたのは伊勢崎の高橋義徳。4日間のシリーズで初日から3連勝、優勝戦は8着だったが、エンジンレベルは高いところにありそうだ。
3月中旬の川口開催で優出したのは北爪勝義と岩永清文。北爪は優勝戦で3着、予選準決の3日間も1着2本、2着1本と好成績を収めていた。好不調の波が穏やかで、今は明らかに好調モード。初日から狙って行きたい。岩永は川口開催で準優勝。優勝戦も準決も、1度は後方まで下がってから強烈な巻き返しを見せた。課題のスタートは良くなる兆しが見られないが、レース道中のイン戦はキレが増している。レース展開度外視で狙っていける貴重なタイプ。その後の伊勢崎3日間開催でも同様の走りを見せていた。
その伊勢崎開催はAB選手権だったが、そこで優出していたのが柴田紘志。柴田もスタートに不安を抱えているが、レース中に軌道に乗り出すとペースが上がるタイプ。優出後の勢いを持続させたいところ。そのAB選手権の準決で外線突破してしまった大月渉だが、エンジン面は良さそうで、準決以外の2走は連対を果たしていた。柴田と同じく、軌道に乗ると手が付けられなくなるタイプだ。
前走のミッドナイトでマズマズの走りを見せていた佐藤裕児、結果は出なかったが速攻が魅力の辻大樹、今年は2度の優出がある森谷隼人、少しずつだが上昇傾向が見られる浅田真吾などにも注目したい。
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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-17(26期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-35(29期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-14(30期)〕
別府 敬剛〔飯塚 A-12(23期)〕
辻 大樹〔飯塚 A-13(28期)〕
佐藤 裕児〔飯塚 A-44(32期)〕
浅田 真吾〔浜松 A-29(27期)〕
森谷 隼人〔川口 A-48(29期)〕