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早川清太郎がムーンライト2度目の制覇!
準決4個レースで波乱が続いたGIムーンライトチャンピオンカップだが、優勝戦でもスタート後に大きな波乱が。0ハン単騎の別府敬剛が、10線の選手と接触し落車。序盤の展開が大きく乱れてしまった。その隙を突いたのは早川清太郎。これがシルクカップに続く、地元GI制覇となった。
レース展開は先述の通り、いきなりの波乱。各車が態勢を作る前に、いち早く好位をゲットしたのが早川清太郎。大外からダッシュを決め、早々に先頭に踊り出すと、その後はマイペースの逃げに入った。このメンバーの8号車に入る早川なので、他車の追随を許すわけはない。そのまま押し切って1ゴールを迎えた。2着には西原智昭。西原も早い段階で2番手に取り付いた。早川に仕掛けるまではいけなかったが、しっかりと2番手をキープして準優勝。3着には審議の対象となった三浦康平が入線した。
今回は事故があってのレース結果になったが、早川は勝つべくして勝ったのではないかと思う。通常のGI優勝戦であれば、早川の外に2~3台、強豪が控えてのハンデ構成となることが多い。しかし、今回は早川自身が最重ハンの8号車。この場合、外枠に誰もいない状態なので、スタートするときの集中度が軽減される。そのぶん、レース道中の追い込みに集中できるが、今回は不安視されていたスタートもある程度決めてしまった。そのチャンスを取り逃さず、キッチリとモノにしたのは流石。今後は地元でのレース以外でも、大活躍する姿を見たい。