鈴木圭一郎が完全Vを狙い激走!
川口のGI開設記念グランプリレースも優勝戦の日を迎えた。連日、好天に恵まれ優勝戦の日も天気は良くなりそう。しかし、4日目の準決では9Rから波乱が待っていた。
1回目のスタートで2車が同時にフライング。斎藤撤二と青山周平だ。これにより2人は勝ち上がり権利を喪失。10Rでは、29期3車が前団を形成し、高橋貢が仕掛け所をなくしてしまった。11Rでは、単独0ハンの岡谷美由紀がフライング。連日、健闘していただけに残念な結果に。レースは永井大介と浜野淳が順当に入線。そして、12Rでもフライングがあった。1号車の佐久間健光。準決からハンデ重化していただけに、スタートに賭けてきたか。2回目のスタートは古木賢が先行も鈴木圭一郎が追いきった。
3日目まで古木が最重ハンの10M前だったこともあり、優勝戦は10Mオープン戦。さすがに0オープンにはならなかった。となるとスタート予想がだいぶ変わってくる。0オープンに比べて10Mオープンなら内枠が断然有利。
スタートは古木が先行するとみた。その外枠もほぼ枠ナリスタートになりそう。レース展開は、まず古木がどこまでペースを上げられるかが焦点になる。近況はスピードに磨きがかかってる古木だが、記念の優勝戦はこれが初。緊張しないで自分の力を余すことなく発揮できるかどうか。続いて出て行く高橋義弘もスピードは十分だが、準決で丹村飛竜にやられている点が気がかり。
当ブログでの本命には鈴木圭を推す。10Mオープン戦で、木村武之や永井大介の外からのレースはいかにも厳しく見えるが、エンジンの仕上がり的にはズバ抜けている。道中の捌きもキレを増しており、各車の態勢が整う前の序盤で好位置にまで潜り込んでいきそう。8周戦は、最も若い鈴木圭にとって大きなアドバンテージ。最後まで疲れることなく走りきろう。
相手には永井を挙げる。10Mオープンの7枠と、厳しい位置だが永井らしいカマシが決まれば一気に上位浮上の可能性もある。準決の上がり時計は鈴木圭を上回っていたので、先手先手の攻めができれば優勝も十分だ。次に、怖いのは木村と浜野。スタート位置的には楽ではないレース展開だが、大舞台での経験を生かして上位に進出してくるか。一発に注意したいのは丹村。スピードに加え、イン差しにも自信を付けており、終盤の追い込みに注意したい。
◎鈴木圭一郎
○永井大介
△木村武之
△浜野淳
▲丹村飛竜