攻撃の幅が広い木村武之を信頼!
初日の前半レースはブチ走路、2日目の残り3個レースは中止、準決は大荒れと波乱の多かった平成チャンピオンカップも優勝戦を迎えた。2日目~4日目まで3連勝で優出した竹中一成はハンデが重化。0ハン1車、10線に7車とハンデ戦の構成になった。
連日良い逃げを見せている竹中は、ハンデ重化で最重ハンの攻めを直撃する形、更に周回が2周延びることを考えると逃げ切りまでは厳しいか。10線のスタートは最内の岩田行雄が先行し、竹中を追って行く形。それから外枠勢が枠ナリに出て行きそう。竹中や岩田がイン粘ると、中団は混戦になりそうで、腕のある選手が浮上してくる可能性が高い。岩見貴史や若井友和、岩崎亮一では突破できるかどうか。捌きがしっかりしているのは木村武之だ。準決も困難な展開を打破してきている。
そこで、当ブログでの本命には木村を推す。次いで、捌きがあるのは浜野淳。準決でも良い試走タイムが出ていたので、エンジン面は心配ない。少しでも内枠勢を置いて出るスタートが切れれば、木村に先着も十分あり得る。3着候補に準決で良い走りを見せた若井、更に混戦でも強気な攻めを見せそうな佐藤貴也を挙げる。岩田も早めに竹中を突破できれば残り目がある。
当日は雨の予報が出ている。そこで、重走路での予想も載せておきたい。
山陽の重走路と言えば一本道。先に有効なコースを取ったものが押し切ることが多い。つまり、序盤のコース取り争いが盛んになり、そのまま態勢が変わることが少なくゴールを迎えることが多い。
ハンデ有利なのは竹中だが、雨走路の実績は全くない。竹中を岩田や岩見が早めに交わしそう。しかし、逃げ態勢に入る前に若井が突っ込んで行きそう。そして、後続を抑え切り優勝するとみた。相手は岩田の残り目か、若井の攻めに続く岩崎の絡み、もしくはインコースをしっかり走れる佐藤の流れ込み。浜野や木村は展開がやや厳しくなりそう。
晴れ予想
◎木村武之
○浜野淳
△若井友和
△佐藤貴也
▲岩田行雄
雨予想
◎若井友和
○岩崎亮一
△岩田行雄
△佐藤貴也
▲木村武之