若井友和が地元記念連覇へ!
今節は天候の変動が激しく、冷えた日もあれば雨が降った日もあり暑くなった日もあった。準決も重走路で行われた。そんな厳しいコンディションの中、予選道中を勝ち上がってきた優勝戦メンバーが出揃った。各地で活躍している32期からは小林瑞季が優勝戦まで進み、0ハン単騎に置かれた。10線には快速派の山際真介が単独で置かれ、20線に6車が並んだ。内から鈴木清、若井友和、岡部聡、佐藤貴也、高橋貢、金子大輔。
スタートは0ハンの小林も、10線の山際もしっかり残せる。20線は鈴木、若井、佐藤の順か。岡部はやや後手に回りそう。高橋や金子は少しでも内枠勢を置いて出たいが...。
レースは小林がマイペースに逃げる。それを山際が追って行く展開。どちらもスピードがあるので、ペースは上がりそう。しかし、今節最も状態が良い若井が諦めず追って行く。8周戦を活かし、ゴールを迎えるまでには先頭に立ちそうだ。かなりのスピード戦になりそうなので、鈴木や岡部は苦しくなるか。高橋もエンジンの仕上がりにやや不安がある。そこで2、3着の食い込みがあるのは金子だ。序盤の仕掛けが早くはない金子にとって、周回が延びるのは好材料。道中も落ち着いて乗れているので、レース後半に浮上してくる可能性が高い。また、佐藤もスタート後の位置取りによっては勝負圏内に入れる。
優勝戦当日は雨の予報が出ているので、雨の予想も載せたい。実績から言えば岡部で断然だ。しかし、今節の若井は特に気合が入っているので、今回は若井を重視したい。スタート一気から先攻めが決まれば、岡部に先着も十分ある。他では、雨も自信を持って乗れている金子、佐藤の浜松両者。それに、さまざまな状況での経験豊富な高橋あたりも上位争いに絡んできそう。
◎若井友和
○金子大輔
△小林瑞季
△山際真介
▲佐藤貴也
雨予想
◎若井友和
○岡部聡
△金子大輔
△佐藤貴也
▲高橋貢