大会3連覇を狙う中村雅人に期待!
3日間の予選と準決を戦い終え、GⅠゴールデンレースのファイナリスト8人が出揃った。準決では8号車の選手が2人優出ならなかったり、最重ハンの10メートル前の選手が3人優出したりとやや波乱気味だった。
当ブログでの本命には中村雅人を推したい。このGⅠゴールデンレースは2013年と2012年に制しており、今回は3連覇がかかっている。だからと言ってそれだけでは本命には推せないが、準決の勝ち方を見てると3連覇も十分視野に入る動きをしていた。中村は、その追い込みの強烈さから、スタート力にはあまり注目を受けていないが、実は大事な場面ではしっかりスタートを決められる技術を持っている。準決ではスタート後に好位に付けたように、優勝戦でもスタート後、もしくは1周バックストレッチで好位を奪うとみた。エンジン自体も良さそうなので、そこから早めの仕掛けで台頭しそうだ。
相手候補筆頭は木村武之。地元で他場の選手に好き勝手にはさせられない。もちろんエンジン的にも十分戦える状態にある。準決では12Rでタイムが出やすい状況だったとは言え、上がり最高タイムをマークしている。中村よりも枠が有利であり、このレースに向けての意気込みも相当なモノだろう。
この優勝戦は一騎打ちの様相と見ているが、そこに割り込む可能性があるのは森且行。準決でも良いスタートを切って、逃げ切り態勢を作っていた。優勝戦でも枠的にトップスタートは十分ありそう。0ハン3者をスンナリ交わすようだと、一気に栄冠が近寄る。
課題だと思われていたスタートをしっかりこなしていた田村治郎も、展開次第では優勝のチャンスはある。準決は12Rだったとは言え、上がりタイムが出ていたし、優勝戦も10Mの最内ならスタート決めたいところ。
0ハンの中で一番怖い存在は須賀学か。準決では1着の森に離されず、むしろ逆転を狙えそうな走りをしていた。0ハン3者の中でトップスタートを切るようだと、軽快な逃げを披露してくれるかも。
◎中村雅人
○木村武之
△森且行
△田村治郎
▲須賀学