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試走一番時計の永井大介が一番人気に応えた!
GⅡさざんかカップの優勝戦は船橋オートで16日、行われた。天気に恵まれ、第1レースから優勝戦まで良走路。試走で一番時計を出したのは全国ランク一位の永井大介の30だった。
次いで試走タイムが良かったのは中村雅人の31。その次に高橋貢、片平巧、青木治親の32。田辺誠が33で、2級車の山田達也と新井惠匠が38とイマイチだった。
展開は新井が逃げ態勢に入るがペースは上がらず、田辺を捌いた青木が新井を追う形。しかし、中村や高橋をパスした永井が早い段階で先頭に立った。そこからは後続を離す一方。今年の初優勝が地元の記念となった。2着には混戦を突いて片平が浮上。3着には高橋の攻めを何とか振り切った中村が入った。
永井は今年に入ってからなかなか結果を出せないでいた。今の車「シーザー」に乗り替わってからも整備の成果が表れなかった。それが、今回の準決あたりから良化の兆しが出てきて、優勝戦では完全に花開いた。永井らしいパワーある走りが戻ってきた。今年に入り約2ヶ月半苦しんでいたぶん、巻き返しに入りたいところだ。
今回のGⅡで企画された、2級車を駆っての戦いは非常に面白かった。GⅠやSGではなかなか難しいが、今後もGⅡなどで様々な工夫を凝らした企画レースを見てみたいものだ。