豪華メンバーでGⅡグランプリ開幕!
地元・伊勢崎勢はS級とA級の選手が全て出場予定。総力戦で外来勢を迎え撃つ。外来からも強力な選手が参戦しており、激しい戦いが繰り広げられる。そこで、各地区の注目選手を挙げてみる。
まずは地元から。大将格の高橋貢は、前走が浜松のSG全日本選抜。準決では素晴らしい走りを見せてシッカリ優出を果たした。その優勝戦ではスタートで好位置を奪えず苦しいレースになってしまった。しかし、ここ半年くらいのスランプからは完全に脱している模様。今回も、地元勢を引っ張っていく力強いリーダーになりそう。
2番手の浅香潤も前走は浜松のSG。準決まで行けなかったが、残り2日間は連対した。試走タイムも30を切る数字をマークしていたので、ようやく本来のスピードが出てきた。外来勢に対する強力な存在になりえる。もう一人のS級は早川清太郎。前走はやはり浜松のSGで準決まで進めなかった。しかし、最終日は1着を取っていたので明るい材料と言える。
A級の中でも注目選手は多い。岩沼靖郎や三浦康平がようやく良くなってきた感がある。レース前半は不安だが、道中の伸びが良い森村亮や一発力がある金山周平、近況力を付けてる渋沢憲司らも見せ場を作りそう。
外来勢で注目なのは船橋地区。全国ランク1位の永井大介は、浜松のSGで優出ならなかった。これは永井が浜松との相性が悪いのも影響したと思われる。伊勢崎では過去にしっかりとした実績を残しているので心配はない。内山高秀も浜松のSGでは不本意な結果に終わったが、近況は整備力も身についてきているし早めの立て直しもありそう。また、片平巧は浜松のSGの準決で優出もありそうな動きを見せていたので、今回も楽しみだ。
川口からはランク筆頭が若井友和。浜松SGでは準決に乗れなかったが、残り2日間はしっかり結果を出している。試走タイムも30近辺が出ているのでエンジン的には戦える状態にある。同期の森且行はSGの後半2日間は良くなかったが、試走タイム自体はしっかり出ているので心配ない。後半追い込み型の中野憲人もエンジンは徐々に良くなりつつある。
浜松からは木村武之が登場。地元のSG優勝戦では、逃げ態勢を作ったがペースが上がらず浦田信輔に差し込まれてしまった。それでも準優勝という結果を残したのは流石。近況は大幅に崩れることも少ないので初日から飛ばして行きそうだ。2番手の伊藤信夫は地元のSGで反則してしまったが、エンジンの方は悪くなさそう。地元ではだいたい車が良いことが多い。あとは遠征先の走路に合うかどうかだ。ハンデ的にチャンスになりそうなのは松山茂靖。試走タイムが出なくても狙える強味がある。
飯塚からは篠原睦。浜松SGでは3日目にして一般戦回りになってしまった。しかし、ここからの3日間は全て1着。試走タイムも出ているし、スタートも抜群に切れていた。また、東小野正道も浜松SGで納得いく結果が出せなかった。しかし、このエンジンになってからは以前より良くなっているし、伊勢崎は過去にプレミアムカップを制した相性のいい走路。巻き返しに期待したい。他で注目は重富大輔。課題だったスタートがだいぶ改善されている。
最後に山陽からは岡部聡。浜松SGでは成績イマイチだったが、試走で29をマークする日もあったのでエンジン自体はマズマズか。岩崎亮一も浜松SGではピリッとしなかったが、伊勢崎との相性は悪くなく、2年前には優勝もしている。人見剛志はここ何節もエンジンは良い状態で安定している。スタートさえしっかりこなせれば上位争いに食い込んでくる。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-7(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-16(29期)〕
浅香 潤〔伊勢崎 S-33(23期)〕
永井 大介〔船橋 S-1(25期)〕
若井 友和〔川口 S-11(25期)〕
木村 武之〔浜松 S-9(26期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-21(26期)〕
岡部 聡〔山陽 S-23(19期)〕