伊勢崎伝統のGⅠシルクカップ開幕!
外来から強力選手を迎えて開催される、第37回GⅠ開場記念シルクカップは1月11日から15日までの5日間バトル。冬場の高速戦が期待される。まずは地元勢を追ってみたい。
伊勢崎の大将格と言ったら高橋貢。前走は年末川口のスーパースター戦。大晦日の王座決定戦まで駒を進めるあたり流石の存在感。大事な決定戦では7着となってしまったが、試走タイムはしっかり出ていたのでエンジンに関してはそれほど心配なさそう。外来勢を迎え撃つ地元の大黒柱になる。
他の地元S級は早川清太郎と浅香潤。早川は川口のお正月開催を走ったが、イマイチ良くなかった。地元に帰って整備に取り組むだろうからエンジンの立て直しもある。整備は基本的に地元の方がやりやすい。浅香の方は浜松のお正月開催に出場していたが、やはり成績はピリッとしない。今回は地元の記念開催なので、なにがなんでも戦える動きを取り戻したいところ。
他では澁澤憲司が川口のお正月開催で優出し3着。スタートでハナを奪うとペースを上げ、優勝までありそうな動きを見せていたので今回も楽しみ。同じ開催で金山周平がいい走りをしていたので、こちらも期待。
外来で最も注目の地区は船橋で、中村雅人が登場する。年末川口のスーパースター王座決定戦では、激しい混戦を制して見事勝利。2度目のスーパースター優勝を成し遂げた。気候的にもそれほど変わっていないので、同じようなパフォーマンスが期待できる。同地区では池田政和や片平巧など強豪が参戦する。
次に注目の地区は飯塚。地元のお正月開催で優勝した荒尾聡が車を立て直してきている。年末のスーパースターからお正月開催の準決まではドドドに苦しんでいた。今回の優勝で気分も一新された事だろう。新年をいい形でスタートできている。同地区からは永富高志や高林亮がエンジン状態良いので健闘ありそう。
浜松からは金子大輔、木村武之、佐藤貴也、岩科鮮太と強力S級陣が参戦。中でも木村はお正月の地元開催で完全優勝を決めている。他では金子や岩科も優勝戦に進んでいるのでエンジンは心配ない。佐藤は優出こそならなかったが動き的には悪くない。
山陽では藤岡一樹が筆頭。年末川口のスーパースターでは大晦日の王座決定戦まで進んでいる。そのレースでは8着になってしまったが、王座決定戦に乗るだけでも価値のある事。今年も更なる飛躍の年になるだろう。他では川口のスーパースターフェスタ戦で優勝した岩崎亮一が元気一杯だし、岡部聡も飯塚のお正月開催で優出し5着と好調な選手が多い。
最後に川口地区は中野憲人に注目。地元のお正月開催で久々に優勝。試走も3・29の好タイムが出ていたので今回も大活躍するか。また、影山伸がエンジン好調。鈴木清や青木治親も期待できる。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-7(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-16(16期)〕
浅香 潤〔伊勢崎 S-33(23期)〕
中村 雅人〔船橋 S-5(28期)〕
鈴木 清〔川口 S-31(23期)〕
金子 大輔〔浜松 S-6(29期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-18(29期)〕
今年初めての山陽開催は3日間の短期決戦!
今年に入ってから川口、浜松、飯塚でのお正月開催が終わり、通常モードに切り替わった感のあるオート界。山陽第一弾は3日間の一般開催だが、地元はもとより、外来勢も強豪が来襲で盛り上がりそうな予感。まずは、主力選手の動向を追ってみたい。
地元でランク最上位は松尾啓史。去年末のスーパースターでは王座決定戦まで進む活躍を見せた。年が明けてからは浜松の一般開催に参戦。準決を2着で突破しており、エンジンはいい状態で保たれている様子。ここも外来勢を迎え撃つ地元勢を束ねる存在になるか。
他の地元S級では濱野淳、佐々木啓、角南一如が登場。濱野は年末のスーパースターで、予選2日目までは2着、2着と健闘していたが、予選最終日の3日目で反則してしまい王座決定戦には乗れなかった。それでも順位決定戦で3着に入るなど悪くはない動きをしていた。今回は一般開催なので、現状でも十分戦えるだろうし、整備で更なるエンジン上昇もありそう。佐々木は前走が去年の飯塚開催。1着、1着で優出すると、優勝戦でも2着に入る準優勝。エンジン的にはかなり良い状態と言える。地元に帰ってきても同じような動きを出せれば、優勝争いにも参加してくるだろう。角南は前走で川口のスーパースターフェスタ戦に出ていた。準決で3着となってしまい優出は逃してしまった。去年は特に後半でエンジンが仕上がらずかなり苦しんでいた。年も切り替わり、また新たなる気持ちでエンジン立て直していきたい。
外来は飯塚勢が強力。大将格の浦田信輔は川口のスーパースター王座決定戦では準優勝の活躍。また、地元のお正月開催でも準優勝。速攻が決まった荒尾聡を捕えられなかったが、エンジン自体は良い状態で推移している。信頼できる男が今年もオートファンを魅了しそうだ。田中茂は地元お正月開催の初日に反則をしてしまい、勝ち上がり権利を失ってしまったが、その後の競争では力強い走りを示していたので心配はなさそう。東小野は「カミズナアラシ」に乗り替わってからは走りが良くなってきた。前走の地元開催もしっかり優出。4日間で1着がなかったのは気になるところだが、まだまだエンジン上昇の余地はありそうなので今後に期待。
浜松からは伊藤信夫がS級で唯一の参戦。年末は川口のスーパースターで順位決定戦回りとなったが、地元お正月開催では優出している。優勝戦は6着と振るわなかったが、試走タイム自体は出ておりエンジンは基本的に悪くない。
川口からは3車だけだが、山田達也や中山透が状態良い。船橋からは6車参戦の予定。森谷隼人がエンジン状態上昇と共に乗り手の方も良くなっている。
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主な出場予定選手
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松尾啓史〔山陽 S-8(26期)〕
濱野淳〔山陽 S-19(24期)〕
佐々木啓〔山陽 S-20(23期)〕
角南一如〔山陽 S-25(27期)〕
伊藤信夫〔浜松 S-13(24期)〕
浦田信輔〔飯塚 S-3(23期)〕
田中茂〔飯塚 S-12(26期)〕
東小野正道〔飯塚 S-30(25期)〕